新春マスクマン


先日ふっとい風邪をひいてしまい、
以来、終日マスクで過ごしています。段々マスクが顔の一部みたいになってきました。
のどが腫れてるんですが、マスク、本当快適ですよ…
夜ものどが痛くて目が覚めるので、就寝時もマスク着用してます。
病院でもらった薬ももうすぐなくなるのに、いつになったらこの腫れが引くのかしらん…
ところで、うちの会社は非常に狭く、超乾燥していて、しかも、約一名、くしゃみを手で覆わずにぶちかます人がいるので(三十代後半でそれは恥ずかしいんじゃない?)、風邪が治ってもマスクしていた方が予防にはいいよなあ。



正月は古畑見たり、読書をして過ごしてました。
しかし、本、読んだはいいけどセレクトを誤った。
遠藤周作、「留学」しか読んだことなかったので、
「海と毒薬」「沈黙」に挑戦したんですが、
読んで、壮絶なウツに…!!
暗…! 暗すぎるよ周作…!!
とくにあれ、「海と毒薬」、友人を誤魔化して持ち出した子宮ゾンデで自分で云々…って、お前、なに書いとんじゃ大文豪…!!!
いやー、ほんとさーあ、文学ってつくづく男の世界っつうか… この体の底からゾッとする感じなんて、一生お前らには分からんのだろうと思ったよ。すごい嫌だった… 気持ち悪くて、まともに考えたくない。これが、日本を代表する文学か。そうなのか。
とりあえず、新春から「海と毒薬」「沈黙」は、いけませんということだけが分かりました。
「留学」も、アレ読んだら、「留学した〜い」って気持ちなんて、これっぽっちもなくなるよな。ふつう、「留学」てタイトル聞いたら、なんかこう留学ライフの小説?って期待するじゃん。ところがどっこいですよ…!
経済状況厳しいのに子供に「留学させて!」ってせがまれて困ってる親御さんは、子供に、「留学」をそっと読ませてみるといいかも…と思った。
遠藤周作には夏の暖かいときにまた挑戦してみたいですね。