2011年10月7日−8日 京都旅行

3連休に、振替休日をくっつけて、1泊2日で京都へ。
名所旧跡をめぐり、お友達に会ってもらって、沢山話して飲んで食べて・・・すごく、リフレッシュできた。
感謝!!


□一日目

・嵯峨野めぐり
 野宮神社、常寂光寺、落柿舎、二尊院祇王寺
 トロッコ列車保津峡の旅

・「祇園小石」で和スイーツ(栗のパフェおいしかった・・・)

船越英一郎氏ご推薦の炉端焼きのお店で晩ごはん


□二日目

・河合神社、下賀茂神社糺の森

六波羅蜜寺六道珍皇寺

・宮川筋→先斗町 散策

・「京はやしや」で和スイーツ

河原町通りを散策

・京都駅でお土産を買って、帰路へ


今回は、嵐山をゆっくり巡れたのが良かったです。
以前行った時は、11月下旬の三連休で、人ごみで大変だったので。
紅葉は、早い樹はもう始まっている、という感じで、一分ぐらい。でも、それはそれで、素敵な風情でした。
涼しい空気の中、緑の森を散策して、癒された・・・

このたびは、完全に大河ドラマ「清盛」へのフライングというか、ゆかりのところを回ろうと。
祇王寺は、「寺」という感じではなかったけど、お庭の苔が美しかったです。

また、野宮神社は、源氏物語のゆかりに加えて、「斎宮」大好きの私にとっては、関心の深い場所。こういう場所で、歴代の斎宮たちは、心身潔斎したんだなあ…と考えると、感慨&ときめきです。
今は、京都駅から嵯峨嵐山駅まで、電車で20分程度。駅からの徒歩移動を入れても40分ぐらいの距離感ですが、これを、平安京の当時は牛車で移動しただろうことを考えると、そりゃ、確かにほんとに、「神域」だよなあ、と。「世の中」を遠く離れた、非日常の場所。ここに、元東宮妃の六条夫人が、娘の伊勢下向のためとはいえ、同行してきたことを考えると、その心の状況も推し量られるというか…。源氏物語好きには、たまらないものがあります。

二日目に回った、六波羅蜜寺も良かった。平清盛坐像もですが、空也上人行脚の像が、すごかった。
あとは、「あの世の入り口」六道珍皇寺で、小野篁ゆかりの、地獄に通じる井戸とかを、板戸の向こうから見たり…。昼間だったけど、人が、他に一人しかいなくて、ぶっちゃけ、気味が悪かったです。ビビりだから!!

私が平安時代に興味を惹かれるのは、王朝の雅な文化のかたわらで、死体が市街のはずれに溢れていた、凄惨な時代でもあるところ。一日目にあだし野の近くまで、二日目に鳥辺野の入り口あたりに行ってみたのも、そういう関心からでした。
現代の距離感とは全く違う、往時の距離感というのを、わからないまでも類推しながら歩くのが、私としては、面白いです。

見どころが多すぎて、何度行っても、追いつかない京都。
次は、大原や、鞍馬寺比叡山とかにも行ってみたい。
以外と、広島と京都は近いことが分ったので。帰任になる前に、また行きたいです。


【1日目】
 常寂光寺からのパノラマ
 「小倉餡」発祥の起源。知らんかった…
 小倉山。手前はあずき畑。
 祇王寺
 トロッコ列車
 保津峡めぐり
 「祇園小石」秋のパフェ(栗☆)
 とろサバ。涙が出た。

【2日目】
 河合神社にて「方丈」のレプリカ。たぎった…
 まゆまろ
 みたらし団子。1つ・4つと刺しているのは、人の体を表わしてるんだって。
 六波羅蜜寺
 三条交番のプレート。ツボです
 「京はやしや」さんの茶そば
 茶飯
 特製あんみつ。抹茶が濃厚!