ドラマ「リアルクローズ」感想

ドラマ「リアルクローズ」第一回見ました☆
残念な仕上がりだった・・・!!!!
以下、「ビデオ録っててまだ見てないのに!」な方はご遠慮下さい。





ミキ様のキャラが違いすぎるとか、黒木瞳がカリスマというよりは「おばちゃん」だったとか(衝撃!)、きりはないけれども、それらを上回るがっくりポイントは、「貧乏くささ」。それに尽きる。


なに、あの、金のかかってなさ。もしかけてるとしたら、かけどころを間違っている。
まず、あんな洋服売場なんて、ないし! それはドラマとしてどうなの? という感じだ。あれじゃ、池袋の三越みたい…(池袋三越の関係者の方、すみません) それ以前に、デパートとしてウソくさすぎる。せめて、「山おんな 壁おんな」くらいの水準には作ってほしかったなあ。


越前屋は、名前などなどからたぶん高島屋なんだろうけど、私には伊勢丹のイメージなんですよね。そのくらい「はりきってる」イメージを持っていたので、冒頭、あまりにもダサダサな売場に驚きました。あまりにも「え?」という感じだったので、CM後に華麗にリニューアルするんじゃないかと思ったくらいよ。(そのまま、続行だったけどね・・・! )


メインのはずの服も、「?」という感じだった。服は、私のセンスがなくて理解できないだけかもしれないけど、少なくとも、「服を魅力的に見せる照明」を全く使ってないことだけは確か。なんだか、全然、洋服が立ってこないというか… もっと、こう、あるでしょ。服をキラキラに見せて、こっちの欲望をそそりまくる照明技術なり、カメラワークなりというものが。
どうしてこう貧乏くさくなっちゃうんですかね。日本だから? ハリウッド映画ほど金をかけろとは言わないが、スポンサーがんがん引っ張ってきて、華やかにやればいいじゃん。
おなじフジ系なのに、「やまとなでしこ」という先蹤に何も学ばなかったのでしょうか。
あのドラマ、非常に、洋服(ひいては菜々子様)を、美しく見せていたと思う。私などは、毎週、菜々子様の着る洋服を見るのが楽しみで、半分はそのために見てたくらいです。「リアルクローズ」も、「服」が非常に大きな存在(というか半テーマ)なのだから、そのくらい存在感を持たせなければドラマが立ってこないと思う。
ドラマの感想を検索してたら、ヤフーのドラマ板か何かで、「洋服がいけてなかった」という感想に続いて、「ドラマに出てる服を、その場で買えるようにするとか〜」という意見が出ていて、「なるほど!」と思った、非常に。世の中、それ、常識だもんね既に。東京ガールズコレクションしかり。NHKの番組ですら、そういうのを報道してたもん。
なんというか、それがドラマなり、商業作品である以上、メインとなる題材に関して、「ふつうの視聴者より、作品の方が遅れている」というレベルであってはいけないと思う。
別に、実際にオンライン販売をやれとは言わないけれど、視聴者の服に対する「ふつう」はそのレベルまで引き上げられていて、それを考えたら、もっと、もう少し、やりようがあったのではなかろうか。そうしたら、もっとスポンサーついて制作費だって・・・


・・・と、ここまで憤っていて気がついたのだが、
リアルクローズ」、わたしには大好きな作品のドラマ化で、とても気合の入ったドラマなのだが、フジテレビにとっては、「この程度」のドラマだったということですね。予算にしてもキャストにしても、演出効果にしても。
そここそが真実だった、ということに気がつきました。なーんだ。がっくり☆
世知辛い世の中ですね(笑)