五飛が悩んでいます――ガンダムW

ジャスト・ワイルド・ビート、コミュニケーション!
どうもこんばんは、森井です。


ここ数日、ふと思い立って「ガンダムW」を見ています。1話から。
その昔、私の県ではガンダムWが放映されていず・・・
他県の友達の盛り上がりに触れるたびに、アニメディアとかで、キラキラしたイラストを見るたびに、
「いいなああーーーーーー」と指をくわえてました。
当時の、デュオの人気ったら、すごかったよね。
2×1って花盛りだったですよね。放映されてなくても、地元のイベントにデュオコスの人、いたし。
当時、なるしまゆりさんのサークルの通販を利用していたのですが、
そのペーパーで、なるしまさんがヒイロとかデュオを描いたりしてた。
キャラの顔、名前、大方の性格とか、話のあらすじとかは異様に知っているのに、
それから、TWO−MIXの曲は死ぬほど聞いていたのに、
一度も見たことのなかった「ガンダムW」。憧れの、ガンダムWですよ・・・!


で、いま、序盤の敗北に接して、五飛が超ーーーーー悩んでいまして。(14話現在)
さっきも、私が明日の出張の電車時刻を調べている間中ずっと、
「おれには、ナタクで戦う資格がない!」とか「なぜ戦うんだ、弱いのに」とか、
えっ、どうしたの? 的な深刻度で悩んでおられるわけですよ。TVの中で。
この子、4話前くらいからずっとこれ言ってるんですけど、さすがに、いささか飽きてきました(笑)
彼はいつブレイクスルーできるのでしょうか。


五飛に限らず、この作品、キャラの行動がすべて、唐突です。唐突だよね…!
ヒイロなんか、見ていて、心配になっちゃうレベルですよ。(ファンの方すみません)
どうしてなんだろうなあ・・・ と、考えたところ、やはり、5人の主人公のある種「群像劇」なので、
ひとりあたりのエピソード量が絶対的に足りない。それが一番の理由と思う。
群像劇は難しい、という定説を、いま、肌で感じている次第。
キャラの性格付け、色分け的に使われている行動(口癖とか、ふるまいとか)は、
あくまで色つけであって、やはりエピソードがなければ観客は納得しないし、感情移入しづらいのだ、
ということを学びました。
むしろ、ゼクスの方が、ヒイロとかよりも、人物として描かれている感じがします。
ストーリーを説明する過程で、ゼクスの生い立ち、それに伴って彼の人となりを描かざるを得ないため、
結果的にゼクスへの理解度がえらく上がっている14話現在です。


最初の頃よりは、5人の主人公に親しみにもてるようになってはきましたが、
みなさんの行動理念がいまだによくわからない私です。
そして、惜しむらくは、全員が15歳ということで、あまりにも、対象として子供すぎることです・・・!!!!!
自分、年をとりすぎた!!(涙)
リアルタイムで「W」を見ていたら、腰が抜けるほどデュオに熱愛していたのかしら。
それとも、トロワに瞬殺だったかなあー、とか、(中原茂ボイスは罪!)
そんな、ありえなかった過去を夢想する晩夏でございます。
ちなみに、今のわたくしの一押しは、リリーナ・・・!!!
もともと女性の指導者は好きですが、絵的にもすばらしくヒット。
太い眉、オン・ザ・眉毛の前髪、傲然たる挙措。最・高・です。