ヤンダ・インパクト ――「よつばと!」

今更ながら、いま、うちの部署で「よつばと!」が流行っています。
紙袋に詰められた、「よつばと!7冊パック」がぐるぐる回っているわけですが、
このほど、やっと読んだわけですよ。よつばと

よつばと! 7 (電撃コミックス)

よつばと! 7 (電撃コミックス)


お、おもしれーーーー!!!!!!


なんてのはまったく普通の感想だが、あれだ! ヤンダ!!


なにあれ。なに、あの人。
読んだ瞬間、私の中でドカーーーーン!!!!! と。天に、十字の炎が衝き上げたよ! ヤンダ・インパクト!!



まず、「よつばと!」、のっけから、とーちゃんとジャンボの図で「ざわ…」ってなりますよね。
あ、そういう設定の漫画なのかな、って、素で思ったもん。
で、このとーちゃんとジャンボが、やたら「ヤンダ」の名前を出すものですから、
あ、もうひとりいるんだな。あとで出てくるんだな… って、いやがうえにも「ヤンダ」を待ち望む気持ちが高まるじゃないですか。すごいよ、この、ハロー効果は。うまいよなー! とも思うし。


でも、「ヤンダ」の名前は結構最初から出てきているものの、綾瀬家のお話とか、みうらちゃんとか、花火大会とかいろいろ出てきて、知らず知らずに「ヤンダ」期待値はクールダウンするんですよね。本編が面白すぎて、ヤンダを、ちょい忘れてた(笑)
それが!
忘れていたころに、ふいっ…、と出てくる!!!


ヤンダ登場の瞬間、私、「キャーーーーーーーーーーーー」ですよ。
本気に、奇声を発した!! 三十秒くらい、「キャー」「キャー」って、叫び続けてました。スターに贈る「キャー!」とは違う、なにか、こう、「心底びっくりいたしました」的な! そんなキャー!
いやあもう、なんだ、このキャラデザは…! 反則! 反則ゥゥ!   とか叫びつつ、しばし踊ったね。意味不明のダンスを踊ったね。パプワ君みたいなやつを…!


そうか、こうきたかヤンダ…  顔が若いので、一瞬大学生かと思いましたが、社会人でしたね。しかも仕事の虫らしいところもグッドです。
ヤンダが出てきた瞬間、わたし、「キャー」と叫ぶ一方、心の副音声で「攻めだー!!」と叫んだわけですが(笑)
いやホラ、「よつばと!」、男に攻めがいないよネー、なんて… とーちゃんとジャンボの関わりも、ですね、だんだん「あ、そういう設定じゃなかったんだ…!」と分かってきたあたりで、ですね(いやでも、まだ油断はできねえけどね!)
ここに至って、攻め系のキャラ登場! と思ったんですね。
でも・・・ だんだん、ヤンダがアホ・・・っていうか、カワイ子さんの部類だということが分かってきて、ですね・・・
またしても、「よつばと!」男性陣から攻めが消えたかと。攻めの根づかない風土なのか、よつばと! いやもう、別に、まったくどうでもいいんですけど。攻守の件は。


それにしても、ヤンダ、もうちょっと大人系のキャラだと思ったんだけど(キャラデザ的に)、アホだったか…
でも、アホのヤンダも好きです。
よつばにとっての「いい人」しかいなかったところへ「天敵」(笑)が投入されたことで、俄然面白くなった…!!
ヤンダに対する、よつばの敵対心が好きだ。


あさぎと虎子がつきあってるといいなー… なんて思いつつ、「よつばと!」を読んでいます。
とーちゃんとジャンボはまあアレだが、 あさぎと虎子には、まだ余地が残されているような気がする。
そうだったら私の好みだなあと、それだけのことなんですけども。



PS.

綾瀬家のお父さんが好きです。
(塔矢行洋のかをり…!)