野ざらし紀行

(今日のは、全くの自分用メモです)




悲しいときー
自分のサイトを放置しすぎて、日記のパスワードを忘れてしまったときー


真剣にどうしようかと思いました。
5か月ぶりの更新じゃ無理もない・・・
こういうときPCの乗り換えをやってると本当に泣くわ。
しかも、ビルダーも再インストールしてるから、
設定等全部吹き飛んでるし。
どうしよう、自分のサイトなのに、更新の仕方が分かんないわ・・・!(涙)


でもひっくりかえして探して、なんとかなりました。
よかったーーーーもーーーー



ずーーーーーーーっと途中になっていた小説がやっと書きあがった。
いつものことながら、いったいどのくらい宙づりになっていたのか。冷たい汗が流れるわけだが、
この10月以降というもの忙しすぎて、「書く」モードに集中するのがほんとにしんどかったんだ・・・
思うに、仕事モードと、文章モードって自分の中では全然違っていて、
言葉を組み上げてくるときは深くもぐっていく必要があるので、
モードの転換には、自分の中の組成をぐるっと入れ替える必要がある。
いつもの仕事だって、考えてやっているつもりだけど、
もう一段階低い「もぐり」が必要になるというか。
ハチワンダイバー」を読んでいて思ったのはそのことで、
わたしは将棋はぜんぜんできないので作中の「もぐる」とは意味合いが違ってくるとは思うけど、
主人公が将棋にもぐっているなら、私は小説のなかにもぐっているな・・・ と思った。
もぐったからっていいものが書けるとは限らないけれども、
書いていってずーーーっともぐっていって、時々「見つけた」と思う1センテンスに出会うときがあり、
あ、この一文を書くために、私はこの小説を書いてきたのか、と納得がいくものに、
コツンと突き当ることがある。
その一文を捕まえることができた時は本当に僥倖に思い、とても気分がよくて、
ああ、冥利に尽きるなあ、という気持ちになる。
だからってそれが、端から見ていい小説かどうかは限らないんだけど。



わたしは、あまり「○○字書いた!」みたいなのを評価する気はなくて、
「それで・・・?」って素朴に思う。
(一万字! とかが価値を持つのはロッキンオンだけじゃないか?・笑)
長く書くことと何かを書くことは全く別のことだしむしろ真逆のことなのでは? と
思うからだが、
最近は距離感をつかむために、書いたものを原稿用紙の枚数に換算するようにしている。
自分では、苦しいと思いつつ書いた長さだったけれども、
書き上げて換算してみると92枚であった。
92枚。
この中に無駄なセンテンス、無駄な表現、重なった言葉、推敲したはずだけれども、
まだまだどれだけ残っていることだろう。
私には、92枚といえども、端々まで、スタッ、と統御することはできなかった。
これが今現在のレベルである。
でも、たった92枚でも、きつかった。
書いて、読んで、直して、もう吐きそうだ。
小説が「楽だ」って言ったやつ、誰だ…!(笑) って、途中で叫んだわ(笑)
私には、もうものすごいつらい。


だめすぎて辛いマラソンだった。
でもそれはそれとして、がんばった。
もっと行けたかもしれないけど、行きつけなくて、
挫折をしたところもあったけど、がんばった。
明日は乾杯をする。
それでまた次をがんばろう。