液晶・オア・ナット

TVがほしいっ・・・!


引越しの際、妹にテレビをぶんどられ、今、我が家はノーテレビな生活であります。
テレビなんてすぐ買えるだろー、と思いきや、これが、思った以上に悩ましく…
部屋がむちゃ狭苦しいので液晶じゃないと辛いんだけど、ここで、「2011年デジタル放送化問題」が、ぬらりと立ちふさがるのであった。
デジタル放送、まだ先のことだろ、と思っていたけど、意外に、今から困る…!
「2011年に使えなくなる」って分ってて、安くない液晶アナログTVを買ってしまうのはちょっと。しょうがないの?と思いつつ、あんまり、気の乗る話じゃない。
かといって、デジタル対応液晶は、当然、さらに輪をかけて高い…!!
わたくしなどの懐具合ですと、思わず、「ふざけろっ…!」と吐き捨てたくなるような値段!
13インチのちっちゃいやつで、最安値で五万円弱、量販店だと六万円台前半である。
わかってる。そのくらいの機能があるってことはよくわかってる。
でも、正直、テレビに6万円は痛い(泣)! そして液晶とはいえ13インチは13インチなわけで、15インチ、17インチと上を見ていったら、もう、とても買えまっせんというプライスに。
無い袖は振れないっ…! と、デモ映像を見つめつつ、幾度、涙を飲んだことか。
そして、この「液晶どうすんの問題」にいい加減疲れ…
そんなんだったら、当分、テレビ無くてもいいかなあ… とか…
DVDはパソコンで見れるし… とか…
でも、そうなると折角買った「激闘・ドラマティック麻雀 〜天〜」がいつまでもプレイできないわけで、それはまた辛い話であります。


ことここに至って、「なぜデジタル化なんかするわけだ!?」と、思いっきり思ったわけですが。
これ、ほんと、すごい政策だと思うんだけど… 「2011年からこのテレビ使えなくなります」ってそれ。「デジタル対応テレビ、またはチューナー等々、自分でそろえてネ☆」ってそれ。
よく暴動が起こらなかったよな、と思うよ本当。どっか、財界にうまみが流れるとしか思えないよ。
この環境問題深刻化の世の中で、相当量の廃棄テレビ(しかも、まだ使えるやつ)が出ると思われるこの政策、よく、実践したよなと思う… そんなにデジタル化が急務なら、各家庭にチューナーを配布、または格安で販売するくらい、したらいいんじゃないの、って素朴に思うんだけど…


しかしながら、液晶テレビの売り場って、ほんとに、にぎわってるんですよね。
そんで、小型なんかより、○十万円する大型液晶のほうが、がぜん、物色されているの。
けっこう、家族連れが多いんですよね。お父ちゃんは40代後半から50代、60代って感じかな。でも、そのテレビ40万超だよ、お父ちゃん… って思いつつ、遠くから観察してるんだけど(嫌な客だ・笑)、けっこう、マジに「買うつもり」で、質問してたりする人が多い。
なんというか、当代の「夢の商品」なんでしょうね。大型液晶テレビは。
2011年のエックスディ(笑)とやらが近づいてきたら、技術の進歩で、今よりテレビの値段は安くなってるのかな。それとも、ギリギリ感にことよせて、価格は高騰してしまうのかな。
最近これ、よく考えるんですけど、どっちだかよくわかりません。
よきところで落ち着いて、五万円くらいで、17インチ超のデジタル対応液晶がほしいよ。(超理想)