13日のL曜日


いやー、とうとう13巻、出ましたね!
エルの本名、出ましたね。
ところで、本名カードは袋とじ状態で封入されているんですが、
本文の中の「キャラクターのプロフィール」の「L」のとこにも何気に本名が出てるので(笑)、無理して買って袋とじを開けなくても、本名は見られます!!


さて、というわけで、
以下、L本名ネタバレです。逃げて…!!!










ていうかさ。



ローライトって何。



ライト、って入ってるのは、これは、やはりライトくんとのリンクですか。
要らない…!!!
L本名の公表それ自体が要らないと思うけど、「ローライト」って、「ライト」ってこれ、最もいらないよ…!!!
というか、逆に、不自然なんじゃないですかね。
こういう、なんか、ヘンなゆかりのつけ方とかさ、いつも思うんだけど。
だって、世界最高の頭脳と、世界最高の天才が、ふたりして「ライト」ゆうリンクを持ってるなんて、おかしいんじゃないですかね。面白さより、逆に、興がそがれる感じがします。はなはだしく。


ていうかさ、「Lの本名出します」って言って、
「L Lawliet(エル=ローライト)」ってさ。
・・・だから何?  って、力いっぱい思ったんですが。
どうしようもねえ、そんなの…!(笑)
限りなく、いらない情報ですよ。
せめて、Lの本名出すっていうんなら、
あの超美麗カードの裏に、「山田大介」ぐらい書いてほしかったよね。
そんくらいやってくれたらまだ衝撃的だったのに。




さて、ところで、以下、L本名以外のネタバレも含みますのでご注意下さい。



えーと。
こういう、「連載終了後のデータブック」って、いい面と悪い面とあると思うんですよね… なんかこう、「今、これを言われてもさあ!」みたいな。
自分にとって嬉しい情報だったらありがたいんだけど、「えー!?」みたいなさ。「だって…そうは読めなかったんだもん…!」みたいなさ。
基本的に、すべては作品の中で語られるべきだと思うので、あんまりサブテキストって意味がないと思うし、解釈を変える必要も全くないと思うんですけど。でも、「公式」とか言われたら、やっぱ、少しく影響あるじゃないですか。心あるファン(注・よこしま心)としては、やっぱ、心穏やかじゃないですよね。ね。


Lの本名なんかもそうだけど、
あと、「○○は××をこう思っていた」式の補足とか…! 困るのよ!
さらに、いや、これはもう全く、自分の解釈を動かす気はないんですけど、
照、公式身長、175センチ!?


エエーーーッッッ!?????

そ、それはないだろ! 嘘だろ…!!!

私の中では、照は、ライトより2センチは背が高い設定なんですけども!
それ言ったら、そもそも、ライトが179センチってのだって、ちょっと高すぎるくらいなんだよな。
というか、「キャラの身長」って勝手に推測してるわけじゃなくて、こう、絵柄とか描かれ方とかで、原作から総合的に感じ取っていることなんで… それを「誰それは○○センチ」って言われてもね。なかなか困りますよね。
私だけかも知んないけど、照は、ライトより背がでっかく見えたしー。
照とライトの「公式」身長に関しては、「原作が、そのように感じさせることができなかった(少なくとも私は)」ということで、私の中では、自分解釈で継続です。


キャラの趣味とか、誕生日とかも、「へー。こんなことを言っておられる」ぐらいの認識ですよ、正直。
つぐみ様もインタビューで言ってたじゃない。「読んだ人が、好きなように受け取ってくれるのがデスノート」って。原作の中身ですらもそうなのに、いわんや、データブックにおいてをや、ですよ。
だいたい、限定版まで購入しておいてあれなんだけど、原作が終わってから、「データブック」で「ああでした。こうでした」っての、おかしいよね。関連本が出るのは嬉しいんだけど、でも、一長一短だと思う。むしろ一長・三〜五短 ぐらい。こっちにもさ、こう、培ってきた解釈ってもんがあるわけなので… 原作に出てきたことなら血眼になってその条件に揃えますけど、「あとは自由に!」っていうのが、妄想のファンファーレなわけじゃない… 世界の約束っていうか。なんていうか。
ほんとに、データブックがなんといおうと、自分が原作を読んで感じたことってのが、すべてなんだと思うんですよ。言わずもがなだけど。

製作の裏話とか、「こういう展開にするつもりだった」とか「こう描こうと思ってた」とか「もしかして、(キャラは)〜と思ったのかもしれませんね」とかは大好きなんだけど、「○○(キャラ)は、××なんです」って、後出しで決定されちゃうのはあんまり好きじゃない。
何にせよ、原作で、それを描かなかったわけですから。だったら、あとはもう、読者のものだと思う。余白なんて、特に。
Lの名前を知ったからって、私の中のLがその名前になるわけじゃないし。
データブックって、いったい、なんなんでしょうね(笑)
でも、いろいろ「おっ」というネタも拾えたので、それは、一人、グフグフと楽しむことにいたします(笑)