映画感想第一弾


映画デスノート見てまいりました!
ちょっとこう、インパクト大きくて「何から書けば…!」という状態でして、
まず思うところを大まかに。
詳細感想はまた後日、今回はネタバレなし感想です。




まず、映画、本当にがんばっていました。
リュークCGとか、ナオミの扱い&詩織の描き方等々、「ん?」と思うところはあれど、
漫画「デスノート」を映画にするために、映画は、本当にがんばっていた。
つい、愛が走りすぎて「えー?」とか「ここ違うー!」とか言ってしまうんですが(※スゲー言った・笑)、でも、それは元々、私の期待が限りなく高く設定されているせいもある。「結局、自分、何見ても気に入らないんじゃないの?」みたいな。求めるものが、元々多大なんすよね。
その点を考え合わせると、不満は、

・ノートの表紙がキレイすぎた
・ナオミの扱い
リュークの顔面のテクスチャーをもうちょっと実写に馴染むものにしてほしかった

この3点。
それ以外は、自分としては、なんだかんだ言ってOKです。


あと、これ!
竜崎は完璧でした。
自分で驚いてるんですが、ほんと、L見てて「は?」って思ったこと一個もない!
何アレ!何アレ!! マジかわいいんですけど!
Lが「Lです」って出てきたとき、ほんと、「うギャーーーーー!!!」なりました。メチャ、ありです。竜崎はあり。
漫画竜崎はみんな色々イメージあると思うんですけど、これも、竜崎ならではの、ふところの広さって言うんですかね、「こういうL、ありだわ!」という。
いやあ、ほんと、ケンイチくんは可愛いですね。ほんと、いい。そして演技うまい!
がんばってる! ケンイチくん、がんばってるよーーーー!!! と、映画見ながら脈拍あがるあがる。うっかり映画「NANA」見ようかと思ったくらい、ケンイチLにやられました。


映画、L好きは見たほうがいい!
一介のLファンとして、「Lよかったよ!」と勧めたいです。


デスノ映画、みんな、周りの感想待ちーというとこあると思うんですけど。
実際映画を見てみて、
「映画が気になってる人には、やっぱり見てほしい」 と私は思いました。
確かにリュークCGとか、ありますよ。
やっぱりCGはCGで、見てて「劇場後悔…」とか呟いた。
だけど、他に、いいところもいっぱいある。
CGにしても、「ああ…」と思いつつも、「これ以上やりようがない」ってのも感じたし。
それくらいリュークCGもがんばっていたし(あの小畑デザインを…!)、
ていうか、CG云々で、他のいいところがフイにされちゃうのは、惜しい。あまりにも勿体ない。

ファン各人のデスノイメージは置くとして、映画の作り手側が、「自分たちが思う『デスノート』」を、すごく一所懸命作ろうとしてる。それが、ものすごく伝わってきました。
メディアミックスなんて、必ずしも愛があるとは限らないじゃないですか。原作知ってる側から見たら「は!?」っていう作品なんていっぱいある。わかってねーな、っていうの。
だけど、映画「デスノート」は、そうじゃない。ちゃんと「思い入れられて」作られてる。
すごく、そう感じました。
そういう意味ではいい映画だったと思うし、ファンとしては、けっこう感動した。
ちゃんと、作り手の中を一度原作が通り抜けて、それを「映画」として再構成しようとしていることが伝わってきました。

脚本の随所随所に、「お!」と思わせるポイントがあって、面白くしようとする努力を感じた。
藤原ライトに関しても、私は、あれはあれでまた、いいなと。特に不満なし。
「こういうデスノート」「こういうライト」いいなと思いました。
ていうか、やっぱ藤原君うまい…!
ライトちゃんの、ちょっと癇性なところ。藤原君ととてもよく合っていたなと思いました。
欲を言うともうちょっと髪が長いと嬉しかったのだが、それはまあ、欲をかきすぎ?(笑)
そして、ここ、意外なサプライズ、
藤原ライトと、ケンイチL、並ぶと、非常に、合うのよ…! 
コレがまた!!
やっぱ、ライト、藤原くんで良かったんだ! と思いました。
映画Lも映画ライトも、単体では見てたけど、一緒って見たことなかったからさ、
「あらーーーーー!!!!」と。「映画L&ライト」を間のあたりにして、(日テレの宣伝とかでは一緒してたみたいですけどね。)身悶えましたよ、私は。


ミサもよかったんですよ。
というか、女子キャラ、一番まともなのがミサという。
それだけでも色々ご推察いただけると思うんですが、映画女子キャラ語りは後日に回すとして、映画ミサよかった。好きになりました。
けど、このミサちゃんと藤原ライト、はたして、同じショットの中に共存できるのか!?(笑) それが、今、とても気懸かりです。だって、あからさまに、違う文化圏のふたり…!
 小畑絵にごまかされてたけど、ライトちゃんがゴスの子と並んで歩くって、実は相当異文化コミュニケーションなことなんだなと思った。
これがまた、原作のライトと違って、藤原君は、服、まともだからさ! ふつうにおしゃれだから! それがまた、ミサとの違いが際立つといいますか。もう、君らの共通項何よ?みたいな。映画のミサとライトの2ショットがどんな感じになるのか、今から楽しみです。

そして、今、スタッフが大急ぎでレムを作っているんですね。
スタジオでは、きっと、小畑への恨みの声が…!
「デザイン細けェーよ!」みたいな。
「いっそ、オバQ みたいにしてくれてれば…!」みたいな。がんばってください…!
レムの声は、誰になるんでしょうね。11月公開の第二段が楽しみです。