ニアが好きになった


今週、すごく、ニアが好きになりました。
そして、胸元からノートって、ニアよ(笑)
どこのセクシー・キャラかと思いました。北条司の描く美女が浮かんだ(笑) 
今週のニアには色々ズキンとなりました。
ニア、謎解きしてキラを追い詰めてても、なんか、全然楽しそうに見えなくて。
L には、稀有な犯罪を解き明かしたり、犯人を突き止めたりするのは快感なんだろうなあと思うけど、ニアには、なんだか、あんまりそういう感じがしません。すごく、どうでもよさそう。それが「パズル」だから解いてはいるけど、だからってパズルが好きってわけじゃありません、みたいな。(そしてメロには、好きじゃないのになぜやってるのかが理解できないわけ。しかも上手いし!) なんかこう、このキラを追う捜査劇は、ニアにとってむしろ苦痛なのではないかと思えてなりません。こんな、若き「自称L」を追い詰めて化けの皮を剥がしたところで、楽しいことなんか何にもない。ニアにとっては、ただ失われたものを埋めようとしていただけのことで、何かを重ねても、マイナス地点からゼロに近づいていくだけの作業だったのではないだろうか、という気がします。 L とは、動機が違う。
ニアは、本当に、Lの後継者になりたかったのでしょうか。一番だからしようがないけれど、本当は、なりたがっているメロに、ならせてあげたかったのではないかと思います。だけど、メロは、「ならせてもらう」なんてことは許さない。かといって、わざと手を抜いて二番になる、なんてことができるニアでもなく。そのうちにLが死んで、メロが出て行ってしまい、「一番」のニアは、L を継ぐより他になかったと。Lを殺ったキラも、それなりに許せないし。でも、Lみたいに、最初から自分で目をつけてて、追いかけたいと思ってたわけじゃないんですよ。それが、二代目の不幸っていうか。大事な友達も出て行ってしまうし。あれね、ニア、ほんとにメロのこと好きだったんだと思うよ。あの他人に辛辣なニアが、メロに関してはほぼベタ褒めというか、リスペクトしてたじゃないですか。メロの方だって、あの性格だから「けっ」という感じにしてたけど、いざ二人顔をあわせてみたら、全然、全然、なにか通じ合っている感じだったしね。そのメロも失ってしまって…
一体、今回のキラ捜査劇で、ニアに、何が残ったのか。せめてSPKの3人との信頼関係が残れば良いなあと祈るばかりです。