濃姫に萌えた

夕メシの合間につい見てしまう「功名が辻」、
今日も蕎麦すすりつつ後半から見てしまったわけですが、


和久井映見濃姫、萌えた……!!!


いやもー、前から和久井映見濃姫いいな〜って思ってたけど、
今日という今日は、なんか、素晴らしく萌えたよ!!!

今日は、小谷城が落城して、あの有名な「黄金のしゃれこうべ」のエピソードの回だったわけですが(※念のため、斬首した浅井久政・長政親子と、朝倉義景の頭蓋骨を加工して金塗りの盃を作り、それで酒を飲んだというエピソード)、
それを見てお市(なんと大地真央)はキレて宴席を出て行ったわけですが、和久井映見濃姫はもの静かな設定で、こう、許せないって思ってるんだけどお市のように怒ることもできずに、ただ、強い非難をこめた眼差しでジッと信長を見つめているという…
あー、萌え。とんでもない萌え。
この濃姫、なんて素晴らしいんだろう。


実際には濃姫と信長はわりと歳が近いはずなんですが、このドラマでは
信長=舘ひろし という限りない濃いチョイスで、和久井映見濃姫がどう見ても「若い」っていうか「清らか」っていうか、ものすごいアンバランスなわけですよ。
それがまずエエのよね。すごいエロく見える!(あんたそれしか言わないのね)
なんか、すごい、濃姫困ってる感じすんの。
しかも、このドラマ、信長−お市つながりが異様に濃くて、ますます、「ああ、ここでの濃姫のポジションって一体…!」みたいな…


で、このドラマの「光秀」が非常に味があって、すごく良識的そうな、人のよさそうなおじさん光秀なわけです。それで、濃姫と光秀って美濃の道三つながりなわけですが、今回、その線がクローズアップされていて。なんかこう、かなり、心の通じ合ってる感というか、濃姫が光秀を信頼してる感が伝わってくるわけですよ。
今回の「黄金のしゃれこうべ」事件、光秀は元の主が浅井(または朝倉 …ゴメン)だったので、その盃で酒が飲めないわけですよ。で、「できません…!」みたいなこと言って舘にキレられて、「さあ飲め!」って迫られたわけよね。そこでお市が怒って席を立ったので、場も流れて光秀助かったわけですが。
そのとき濃姫お市のように怒ることもできず、悲しみを胸にじっと光秀を見ているしかなかったわけですが、その後、人知れず、光秀が現れるであろう場所で光秀の事を待っていてですね、光秀と言葉を交わすわけですよ。
光秀:「道三殿は、今日の事をどのようにご覧になっておられるでしょうか……」
濃姫:「叡山攻めから殿は変られました。以前は、迷い、戸惑うお心をお持ちだったのに…」
美濃つながり全開ですよ! なんか今後を期待させそうな、伏線チックなやりとりもありつつ!
あーもう! と身悶えつつも、ここに舘来たらどうすんのー!! と思って気が気じゃなく。すーごい、萌え悶えてしまいました。



功名が辻」自体は、
「なんで今更良妻賢母ものよ? そんなに疲れてるのか、日本のオヤジ&NHK!」って感じであんまり食指が動いてなかったんだけれど、
(だって司馬&戦国時代って、これ以上ない安パイじゃん)
やー、今日の濃姫キたー。


ところで、今日、秀吉が「羽柴」に改姓する回だったわけですが、改姓せよ、との信長の言葉に秀吉が「お許しがあれば『羽柴』を名乗りたい」と申し出て、そういえば、秀吉ってどうして「羽柴」にしたんだろう?と思って見てたんですよ。そしたら、「織田家に多大な貢献をした名家、『丹羽』と『柴田』から一字ずつもらって『羽柴』にしたい」って。
へー へー へー
「そっか、丹羽長秀柴田勝家かあー」と。勉強になりました。(遅いよ)