71話「接触」


今週のデスノート、読みましたっ。



さ、粧裕ちゃん…!!
ショック!!


久々の登場なのに、痛ましかった・・・
そうだよな。誘拐されたんだもんな。
一日も早く元気になってほしいです。

今日、会社の帰りに、コンビニでS先輩とデスノを見てたんですが、
(モリイは朝から通算4、5回目)
先輩が、「あっ、これ、あの人かと思った。ナオミ!」って言ったのが印象的でした。
ナオミーーーー!!! 好きだあ、ナオミーーーー!!!


いやあ、今週は、色々とすごかった。






□ 衝撃Cカラー


まず扉。
もう、一体、どんな漫画か分らない!!
またも、カラー、すごいことになっちゃってます。スナイダーの色は、あれは一体どうなんだ。大丈夫なのかスナイダー。あの人、先週、ほんと可哀想で可哀想でね… 今死ぬのとどっちがいい? って、オイー! 
位置関係的にメロが主人公ふうなんですが、主人公は、背後に浮かんでる「なんだこれ?」な顔という罠。
そして、ニア、ちょっと、違いすぎじゃないかっ!? は、鼻の頭が丸!?
これは、あれですよね。スポーツ漫画とかで、中盤過ぎに出てくる、南方出身・ガタイがでかくてパワー型な、「ごわす」系の顔ですよねっ。もうさ、髪をいじってる右手がさ、肩越しにズタ袋バッグを提げてるみたいに、見えるわけよ! 元・相撲オア柔道部! で、画面切れてるけど、下のほうに、小さくてはしっこい相棒とかがいたりするんだろー!
なんてな。これ、デスノートでしたから。ニア… どうしちゃったの。
小畑先生のカラーにおけるニア認識を熱く問いたい今日この頃です。



 



□ 次長再び


いやー、最近あれだけメロ強化月間だったんだから、今度はさぞかし沢山のニアに出会えるだろうと思っていたら。
次長・キターーーー!!!!
えっ、あんた、隠棲したんじゃなかったんだ! いやもう、すっかり、フェイドアウトだと思ってたよ次長は。
しかも、なんか、自問自答しとる! 「私は一体…」にプチうんざりしたのは秘密。いやー、二部の次長は、とみに、瞳がつぶらじゃないですか。ちょっとこう、困っちゃうよねっ。表情がいたいけすぎて。チワワ、再び! と震撼いたしました。
キラ電に狼狽してるとことか、もーー!!
腹黒いライトに代わって、二部のキラキラ(ピュアなきらめき)を一手に引き受けています。もう、目とか、22歳の息子以上につぶらだから! 丸いから!!
しかしながら、はーい、ちゅうもーく。
局長はですねー、こんなに愛らしいのに、ハイ! 212頁、キラからの電話に出るコマ!
この首の太さ、がっしりさ加減が、やっぱたまんねえやね〜
局長の後姿とかよ、うなじつうか首筋とかよ、たまんねえですよこの太さが!
むしろこのガッチリさが、愛らしさなんですよ。愛くるしさなんですよ。すみません、私の愛が暑苦しいよ。
もう、ぶぎゃんぶぎゃん鳴きながら、ゴロゴロと転げ回りたい気持ちです。
さらに、今回は、局長のノーネクタイ&謎のチョッキ(?)が見られるという、オヤジ服満喫の素晴らしい回。なんなの、このチョッキの材質は。ベストというべきなのか? ここは結構寒いのか?


ところで、全然話は飛びますけども、がっしりなオヤジといえば、SPKのレスター指揮官! 今までノーマークだったのですが、今日、彼の背中のホルスターに、壮絶に燃えた! あの、私、ホルスター大好きなの。Lがホルスター着けたら、もう、悶えて死にます。着けてほしかったホルスター。
ホルスター着けたら、誰でも、3倍カッコよく見えます。これやっぱ、男の体につけてこそなのよ。たまりま千円。レスターって、いつも、上着脱いでホルスター見せてるぽい? これは安全上どうなんだ?と思いますが、その分、腕に覚えがあるんでしょう。今後のレスターに期待!





□ 全開、捜査本部


えー、副題「接触」てことで、リュークと捜査本部ズが邂逅しちゃったわけですが、この、リュークをみんなで眺めてる、最後から4頁目の大きいコマ。
なんなの、この人たち、チャーミングすぎ!!!

正直言って、おまえら、アイドルグループかと思いましたよね。局長は中沢裕子でいいですか。伊出たんはジョンソンだと思います。
小畑先生、最高。デスノは、妙齢のオヤジ様方が本当に素晴らしいです。この、夕方の汗も匂うげな、微妙な崩れぶり。二部の捜査本部は、一部より、格段に艶っぽくなってると思います。これはあれか、捜査本部はキラ・メロ・ニアにいいとこ取られっぱなしなので、その分、絵柄で攻めるぜ! ということなのでしょうか。
だってね、相沢なんて、まるで、相沢じゃないみたい。一部の相沢と、この人が同一人物って、ちょっと、思いがたいよね。一部の相沢も、勿論、大好きです。
今回の相沢は、いい相沢ぞろいで、ジャンプに手を合わせたくなりました。
そして、松田が… 最近、松田が、攻めっぽく見える!
どうしたんだ、松田!! こないだまで相松いいナーとか思ってたんですが、どうも、今週、松相になっているのでは!? と思ってしまった。(私見です。)
捜査本部内で、松田の地位が上がっている? そんな馬鹿な(失礼)。でも、確かに、松田、どんどん前に出てきてる感じありますよね。で、相沢は、それと対照的にどうも怯み気味。でも、そこが、たまらないわ相沢ーー!!
そして我らが伊出たんですけども、伊出たんは、白地に袖と襟が黒で切り替えになってる服なんか着て、あれ、ほんと、めんこいよね〜  最後のイデーだったはずが、どうも、愛らしさをふりまく傍ら、今いち飛翔しきれてない伊出さんです。がんばって伊出! とりあえず、ライトが、キラだから!!

待望の模木復活で、このコマは、本当に嬉しい限りでした。
うおーっ、お帰り、模木さーーん! 待ってた! 待ってたよー!


しかしながら、オヤジ、死神の目つけるってか…
ここ、松田が最初名乗り上げたでしょう。
このさ、松田がつけてくれたら、正直、自分らの寿命助かるなー… という、皆の沈黙ね。残酷ですよね。でも、真なりですよね。助かるよ実際。でも、ここで、オヤジが! 夜神総一郎52歳が名乗り出ましたね!!
ライト、びっくりしてたみたいだけど、ここで、局長がさ、歳若い部下に、みすみす、寿命を差し出させるとでも思ったのか? みんなのために、こいつ一人犠牲にするって。ここは、やはり、局長が「いや、私がやる」という場面じゃないか?
ざっと計算したんだけど、松田が仮に75歳まで生きるとして、今30歳と仮定して、75-30=45  45÷2=22.5 
局長も75歳まで生きるとして、75-52=23  23÷2=11.5
松田のほうが、十年も多くマイナスされちゃうわけよ。
実際の寿命なんてわかんないから、あまり意味ないかもわかんないけど、でも、ここはやはり、より歳を取った方が引き受けてしかるべきところだと思いましたよね。若い方が、より、沢山引かれちゃうんだもん。でも、そう思っても、名乗り出れないよ… 私だって、余命が半分は嫌だよ。
あの松田のノリも「マジか…!? やめとけ!」と思いましたけど、
総一郎の破滅へのドライブ具合も、いかがなものかと思ったよ!局長!!
そんなもう、私が死ぬとか言っちゃって。
ノートを使うなら… って、あなた、人を殺すのか。そのつもりなのか。ああもう、なんつうか、エルが生きてたら、こんなことはお許しにならないよ!!
命かけつつ、「いのちだいじに」が、捜査本部の作戦でじゃなかったのかよ。
「最悪相撃ちには持っていける…」とかいって、あなた、あなたたち、警察ですから! キラと組んで、そんな、メロ一味の殺害を前提した計画立てちゃって。い、いいのかよ!? どうする気なんだ。警察って、これ、ダメなんじゃないの。エルは、火口を、殺れとは言わなかったはず。捕まえなきゃ、いかんのじゃないの。
メロらの名前を知るのは、その目を得るのは、急所を押さえて相手を降参させるためじゃん? なんかもう、息の根まで止める方向に言ってるように見えるんですが。暗黙裡に。 ど、どうなんだよ日本警察チームよーと思いますよね本当に。






□ 13日ルールの嘘



これで局長がノートに名前書いちゃった場合、
13日ルールの嘘が、きれいにばれることになりますね。
でも、ノート殺人しちゃったら、局長はもう生きてはいない気がするけどなあ…
そして、この嘘がばれたとき、ライトも、ミサも、全ての「シロ」が覆ることに。

ほーーーーら、見ろっ!!!!
Lが、Lこそが、正しかったろうがっ!!!

いやほんとに、7巻は、悔しくて悔しくて。みんな「死神」に飲まれすぎて、よってたかってさ、「13日だから」って、ライトをかばってさー。大体、死神に日本語が通じてる時点で、死神がノートの所有者とコンタクトしたり取引したり、するって思ってもいいわけじゃん。そしたら、キラとの共犯の線も、ありうるわけじゃん。ヒトと同じでしょうが。だいたい、ミサのときは、物証を揃えた上で第二のキラと断定したわけで。それが「13日」と矛盾するなら、どっちかが偽ということで、「じゃあ、検証しましょう」ってなるのが、普通じゃん!? いきなり「完全にシロだ!」ってなるんじゃなくて。
「13日経つと死ぬって書いてある」「死んでないからキラじゃない!」っていうのは、ちょっと、あいだが抜けてやしませんか。
もっとこう、Lの言うことが、積極的に支持されてもよかったんじゃない!?
Lが、謝るじゃん。「今まで申し訳ありませんでした」って。
あれが、もう、悔しくて!!!!

あれかな、もう、みんな、こんな異常な状況嫌になっちゃってたのかな。
だからもう、「死神」が出てきちゃて、もう、いいやってなっちゃったのかな。
局長の息子とその彼女を疑い続ける状況に、精神的にギリギリだったのかな。
だから、目の前の答えに、バッと飛びついちゃったのかな。
そうだとしたら、それはもう、ものすごく悲しいこと。皆本当に一生懸命で、でも、だから、真実限界に来ていたのかも。そして、Lの精神の強さが、逆に、彼自身の孤立を招いてしまったと。それで、あんなふうに、死ぬことになってしまったと。
ミサが再び「キラ」を始めた時点でレムの運命はロックされて、Lの死は、動かせなかったと思う。だけど、もっと、違う状況ってあったと思うのね。死んでしまうにしても、死んでしまったあとも、もっと、Lと捜査本部との、違った関係ってあったと思うんだよね。たとえ黒ライトがひっかきまわしたとしても。

ああ切ない。なんて切ないんだ。
やっぱり、これは、顔を見せて捜査をしてしまったからこそ、生まれた苦境だったんだろう。顔を見せなければ、一定の距離を置いて捜査をしていれば、こんなふうに現場の雰囲気だとか、捜査本部内の空気だとか情勢だとか、そんなものに足を取られなくて済んだ。Lにとっては、これは、最大の難事件であると同時に、初めての、「顔を見せての捜査」だったわけよ。いつものペースじゃないわけよ。私は、Lが、Lなのに、何だかんだ言っても周りをおもんぱかっているふうなのが不思議だったけれど、やっぱり、捜査員の中に入って捜査をしていたら、そうしないわけにはいかないのかもしれない。あの、Lでさえも。
案外、「もう一人でいい」って言ったのは、マジだったのかもとか、ちょっと思ったり。そのわりには、壮絶に、後姿がさびしそうだったけどネ!
だいたい、やっぱり、人手が足りなかったんだよね絶対的に。今まで、警察・FBIという指揮系統を、マイクの音声で動かしていたわけだけど、そこから、生身のヒトを自分の言葉で動かさなきゃいけない状況になって。Lも、結構、すっごい、大変だったんだなと今更ながらに思う。だから、本来の自分の捜査の姿から外れていくと思っても、「周り」を考えなきゃいけなかったし。それが大変だからって、捜査員を切るわけにもいかなかった。やっぱり、ひとりじゃ、どうにもなんないから。アイバーやウエディを呼んだのは、能力を求めると同時に、「顔を見せた捜査」を、現状の枠からもう少し広げてみようと思ったのかも。気心が知れているらしい彼らを呼んだのは、何かしら、「自分の」仲間を求める気持ちがあったのかも。


ちっくしょう、Lって、いとおしいぜ!!!


「顔を見せたL、最初の事件」
ライトの勝因は、もしかして、Lを捜査員の前に引きずり出したあのとき、あの瞬間にあったのかもなあ。






今週の話に戻りますが、局長がノートを使うと、13日ルールがばれてしまうわけで。
これは、ライト的には、やっぱりまずいのでしょうか。
火口逮捕直後の辺りは、全部ミサに罪を着せる路線で、死刑で試すなら試せばいい、という感じだったけど。今は、また、状況も変わってきてるし。
ライトがどの程度「ばれてほしくない」と思っているかにもよるけど、
状況によっては、ライトが自ら局長を葬る、という可能性もあるわけで。
これを見越して、松田に狙いをつけたんだろうし。

しかし、13日ルールは、メロが、もう、嘘を見抜いているんですよね。
キラと疑われても、「13日予防線」があれば、「キラじゃない」という潔白を証明できるということも(無論、ニセの潔白)、メロは承知済み。
だとしたら、もしか局長を殺したとして、13日ルールの嘘は知られているし、検証だって時間の問題で。果たして、殺す利点があるのかどうかとか。危険度はまだあやふやながら、次長の身の上が心配ですわ。







□ メロ総、再び。そして伝説へ





いやさ、あれだよ、局長がメロのところに乗り込むんだろ!?
ヤッタ!!! と、私は快哉を叫びました。
ティンクと! ビーストが!  まみえる可能性再び!!!


あれですよ。局長は、メロのとこに乗り込むんだけど、まさかこんな子供だとは思ってなくて。
粧裕より幼いじゃないか!?」なんて、驚愕して、ノートに名前を書けないの。
それか、余命の、あまりの少なさにたじろぐ。
ま、まさか… こんなに若くて元気なのに、これしか生きられないなんて!? 
(ここでメロがこう、負傷したりなんかして、床に仰臥してたりなんかするのもまた燃えるなあ)
で、そんな局長の隙をついて、メロ反撃、メロキックに跳ね飛ばされるデスノート! リューク、「ウホッ!」かなんか言う!
形勢逆転、窮地の局長。スナイダー死んでるからノートはシドウ所持か?
とりあえず、メロは、自分で局長の名前をノートに書こうとするだろうね。
で、ここでなんかこう、Lをめぐるやり取りがあってさ、
子供の命をとるよりは、ここで殺された方がいい、か何か言えよ局長。
若くして死んじゃった竜崎のことを思い出すんだよ。そんでしみじみ泣いてやれよ。
そんで、メロが何かこう、「こいつを殺しづらいな」っていう気持ちになって、そこに増援が襲来! 爆発と混乱のうちに、メロ一味は、局長を奪取して逃げればいいじゃないの!!

ああ、何かこう、メロと局長のLをめぐるそれぞれ勝手な思いというんですかね、それが、交錯したり、ときに、交感したり、それ入ってくると、非常にいいよ。燃えるよ。
メロ総は諦めていましたが、展開如何によっては突破口が開かれると知って、今、非常に目を離せない思いです。待て、次号!!