『ヒカルの碁』号泣


もうだめだ・・・もうだめだよ・・・
親父様から一括買いして、今日届いて久々読んだ『ヒカルの碁』、
15巻、そして、17巻、マジ泣きですよ。声上げて号泣ですよ。
胸が痛ェ・・・!!!

やー、『ヒカルの碁』って、気持ちを入れて読めば読むほどグサッとくるじゃない。
15巻〜17巻は最大の山場だけど、
それ以外の部分でも、ひとつひとつのエピソードが、油断してるとほんと「ウッ」ってきますよ。琴線わしづかみですよ。やっぱり、ほったゆみ先生の言ってること描いてることが、本当に、胸にズンとくる事柄なんだよな。絵がきれいでテンポがよくて、でも書かれてることは、ものすごく厳しくて重たいよ。時にぞっとするくらい。でも、ものすごく面白くて楽しくて、そして、思いっきり、心に響く。これは、一体、何なんだろうかと…!!
もう、本当に、素晴らしいです、ほった&小畑両先生。「ヒカ碁」をありがとう!!



いや、ニアを見てたら、猛烈に三谷くんに会いたくなったんですよ。
(好きなんですよ! 三谷くんが!!)
そんで、実家の父がヒカ碁を全巻集めているので、(囲碁が趣味)
早速実家に電話。


娘:「お父さんにお願いがあるんですけど」
父:「・・・言ってみなさい」

娘:「『ヒカルの碁』、貸してくれませんか!」


父、電話の向こうで、「ンなっ?」って言いました。しっかり聞こえました。
そりゃそうだよねえ… 年頃の娘の「おねがい」が、「貴金属買ってくれ」でも「留学したいんだけど」でもなく、「ヒカ碁貸してくれ」じゃあ…ねえ…

そして、父、ちょっと渋ってみる。

父:「ヒカルかあ?(父はこの漫画を「ヒカル」と呼んでます)
   あれは、俺の大事な・・・ 自分で買いなさいよ」

しかし、負けじと「一家に2セットあってもさぁ・・・」などと粘ったところ、
貸すのみならず、なんと、売ってもらえることに!バンザーイ!!


娘:「ヤッターー! 全巻あるんだよね?」
父:「あるよ。(自慢げ) あと、キャラクターブックと」


キャラクターブックもかよ!


というわけで、今日、実家から全23巻プラス「碁ジャス☆キャラクターズガイド」を詰めた、「ヒカ碁便」が到着したわけなんですよ。
も、キャッホーッ!って開封して、読んで、泣いたり笑ったりしてたら妹が帰宅しまして。
「あー、ヒカ碁来たんだ〜」とか言いつつ、そのまま、姉妹してヒカ碁に没入。
居間に、
 「佐ー為ーー!!」(妹)
 「伊角さーーーん!!」(姉) などと、
咆哮が乱れ飛びました。

「三谷君、イイ!」「佐為!大好きだ!!」等々、熱く盛り上がり。
しかし、私の、
「たまに出てくる、洋服の行洋が、ヤバイ・・・!!!」という意見は、「あ、そう……」と引き気味に言われただけで、賛同してもらえませんでした。何でよ!?
妹に「アキラって『姫川亜弓』じゃん。そういうとこが、イイんだよ!!」と言われ、はーそうかーと思いました。もちろん全面的に当てはまるってわけじゃないけど、なにか、なるほどなあと。
アキラいいよなあ。かっこいいよねえ。しかし、格子(ブルー)が入ったシャツに、黄と黒のタイガースネクタイは、いかがなものかと思うよ本当に。それ言い出したら、キリがありませんけれども。

17巻、伊角さんとの対局を経たヒカルには、本当に泣きました。
そこまでのヒカルも大好きだけど、そこからのヒカルが本当に好きで、すごいなと思います。
あと、ラストに近づくにつけ、どんどんボーダーレスに、ワールドワイドになっていく塔矢行洋に瞠目…!! フットワーク、軽!!
一番かっこいいかもしれない…!! と、真面目に思いました。
行洋最高です。素晴らしいです。
ああー、幸せ〜  画集がほしくなりました。