タイガー&ドラゴン 及び見た映画

昨日放映してた「タイガー&ドラゴン」、録画して今日見たんですけど、
笑ったー! 面白かったー!! 
も、やばかったよ!
長瀬君と岡田君の虎二&竜二(字これでいいの?)に、
壮絶に胸かき乱されてしまいました。マーベラス!!!
やっぱ、クドカンの脚本は、男キャラの間にときめきインテル入ってる。絶対。
いやー、もう、どうしたらいいのか分からなかった!
とりあえず長瀬かっこよすぎたし、
岡田君演じる竜二のキャラも良かった。
設定もやたらちくちくと細かくおいしくて、終盤、ダーーッ!と脳裏を妄想が駆け抜けました。ものすごいグッドなものを見てしまった気持ちです。ごっつあんでした。


あ、あと、岡田君の父親が西田敏行っていうのは、ドラマとはいえやっぱ「ウソだー!」と思いました。ありえないっしょー。


こうなると、「真夜中の弥次さん喜多さん」も、ものすごく楽しみです。
俄然見に行きます。クドカン、分からないときもあるけど、やっぱ面白いなあと今日改めて思いました。




あと、日曜「スーパーサイズ・ミー」観ました。
すッごく面白かったよ!!!
ものすごくユーモアに溢れてて、シリアスなはずの場面でも笑いを忘れない映画でした。音楽もかっこよく、はさまれるアニメーションとかCG効果とかもイケてて、観ていてとても楽しかったです。でも、ちゃんとメッセージが胸に届くという。楽しいからこそ、ユーモアに溢れているからこそ、真摯に伝わってくるんだと思います。思わず、管理栄養士をめざそうか、と思いました。楽しく、そしてすごく深い映画なので、きっと様々な刺激が得られると思います。オススメです。1800円の価値アリでした。


それから、「恍惚」見ました。
エマニュエル・ベアール様を見にいったので、ベアール的には大満足だったんですが、映画としてはどうなんだろう。とりあえず、宣伝文句や雑誌記事等で紹介されていた内容とのわりと大きな食い違いを感じ、ちょっとアレ…?って思った。興味を引くためのプレスだからまあ、しょうがないかと思うけど、ちょっと看板に偽りアリかなあって思う。これなら白紙の状態で見た方が良かった。
多分、作品全体のオチとかと関わってくるからだとは思うけど、でもこの内容なら最初ッから「こういう映画ですー!」って銘打って、それを前面に押し出せばよかったと思うわけ。そしたら、私、むしろ嬉々として見に行ったと思うわけ。むしろ映画そのものが、そこを全面に押し出して、もっとガッ!と作ったらよかった。描いてあることそのものは、私には物凄くアピールする事柄で、それならはじめから肩透かし感など味わわせず、本筋をどっぷり堪能したかったと思いました。「そうだったのかあ!」っていうより、むしろ「ええー…」になっちゃってんのよ。
どうにも、この映画、画面が暖まらないまま終わっちゃったというか、「秘密の暴露」を引っ張りすぎた結果、暴露しきれずに終わっちまったという感じでした。しかも、「描かないこと」を意識して作っているのか、全編それが貫かれているわけだけど、それは、どこかでがっつり描くからこその「隠し」「ぼかし」「ほのめかし」なのであって、全部が全部それだと「なんだったんですか」で終わってしまうじゃん。もったいないよー! あんな素敵な女優さん二人出しておいてー!
えー、私一個人的に、好きな役者さんが出てるとかでなければビデオでもいいと思います。女同士の愛に興味があれば、スクリーンで見るのもいいかと思います。でも、正直、1800円は惜しいと思います。個人的には、ですけど。
あと、どの辺がR-15だったのかよくわかんなかった。見終わってから不意に、「そうだ、そういえば、R-15を期待して見にいったんだよ私」という。えと、会員制クラブの映像とかがやばかったのかな?しかし、そんなところに至るまで、寸止め・ほのめかし的な感じだったわけで、あからさまにわいせつだったのはセックスを語るセリフの部分だったわけで、でも、それだって、正直巷の同人小説のほうがよほど過激ですわ、というようなソフトなものだったわけで、全然、エロ薄かったと思います。がっぱし!(クッキングパパ
あの、セックスを語るシーン、「想像力のエロス」とかいうなら、せめて絡みの映像くらい上にかぶせてもよかったんじゃあないの!? セリフからだけだと、全然、想像わきませんでした。映像がちょっとでも入っただけで随分違うと思ったよ。なんつか、エロってなんだろー、って考えちゃった。受け手を悩ませる一本。これも収穫かしらん。