残酷な「神」が支配する

こんな沢山の素晴らしいフィクションに取り囲まれて、
一体何からどう書いていいのか、常に出力回線は1回線のアナログ野郎モリイです。
今すぐハイパーでマルチな超大容量回線になりたい。他チャンネル並行処理ができるようになりたくてしょうがありません。一日が足りないよ! 
ガンダムSEEDで出てきた、三つのキーボードを両手で操る科学者が羨ましくてしかたない。三つの作業を同時にしながらボイスレコーダーに持論を吹き込んでるんですよ。すごいですよね。


わたくしの中に一体何が押し寄せているかというと、
まず、再燃したL局長ウェーブですね!!
ここでゆってもいいのかな?という気がしますけど、(ヤな予感する方はご退避下さい)
爾来、L局長は切なる心の歌というか、いや、ごめん、デスノート暗黙のマニフェストだろ?!くらいに思ってた。でも、最近新本部になってから、Lも局長もなーんか鳴かず飛ばずじゃないですか。
つか、L、ライトにばっかかまけてんだもん。前の、Lと局長の親密な捜査関係が、とんと見られなくなってしまったじゃないのよさ。挙句には分裂しちゃったり。警察時代の方が局長、ずっと融通きいて、いかした奴だったよ。どうしちゃったんだよ。今や私設本部の正論担当というか正義感担当というか、そんな役回りにされちゃって。最近じゃ、なんかわたし、局長のことを、正義感づいた堅くてうっとうしい人、くらいに思ってたよ。思ってた! ごめんなさい! だって(言い訳)、ずっとあの背広着てるんだもん… あれ絵的に暑いじゃん。あ、また着てるよ、って気にしてるうちに、段々暑苦しく見えてきてうっとおしくなってきちゃったの。ヘリンボーンツイード一辺倒かよ!埃吸うわ!みたいな。
でも、今週やっとLに案を採ってもらえて、その途端に再び局長への好感度を上げてしまう現金な私でした… つくづくとL本位制です。

あ、それで、L局ですけども、最近やっと長かった「L・冬の時代」(個人的に)が終わりそうだという嬉しさと、あと、友達に教えてもらった、いかしたL局妄想日記を熟読して、大爆笑&大燃えいたしまして。
もう、「そうだよね!いいよね!いいよね!L局長いいよね!!」という、内なる血脈にドーッと炎が走ったといいますか、大変なことになっちゃってました。
(同時に、そこに書かれていた白い巨塔妄想に胸がでんぐり返るほど萌えてしまい、これまたえらいことでした)
それで、もっと!もっとL局を! という思いに駆られてネットを逍遥したんですけど、あんまりはかばかしいL局を見つけられず… ことに小説となると、ほんとないのね。いや、ないんでなくて見つけられないんだと思うんですが、巡り合えなかったんですよ。もう、思い余って自分で書いたよL局を。でも違う。つか、私の筆力が足りなすぎる。申し訳ございませんでした!!とLと局に土下座したい気持でいっぱいだ。そんなこんなでちっともL局ゲインが上がらず、エンジンはフルスロットルなのに燃料が足りないよ! という状態で、切実に悶え苦しみました。背後では、ピロウズの素晴らしい曲が切なさを盛り上げるしよ!もう、助けてくれよ!!

で、気づいたの。
L局長史上最強のテキストは、コミックス3巻だってことを。

や、無意識の内に読み返さないようにしてたんですよ。
帰ってこられなくなるから。
や、だってさ、ちょっと思い出すだに、「(悶絶)!!」ってなってしまう場面満載じゃないですか。この間うっかりS先輩に「L局に飢えてたら、3巻最強って気づきました」って言ったら、いきなり「ああ、『無駄にはしません』とかね?」って返され!
吹っ飛んだよ私は。錐揉み状態で。
ああっ、「夜神さん無駄にはしません」! Lカッコいい! ていうか「夜神さん」!
このような思考が瞬時に入り乱れて社会的人格を保つのに必死の努力を要したわけですけども、オタ的萌えとかない、ごく普通のコミックス派読者の先輩でさえも、瞬間的に「夜神さん無駄にはしません」が浮かんでくるわけなんで。やっぱ3巻は、Lと局長的に熱い巻だと思うんですよ。やー、もー、原典がこれじゃ、燃えるなっつう方が無理なんで!

3巻を聖典として、世知辛い浮世を強く生きていきます。押忍。