「最高潮で持続する」(49話)

最新号デスノ・49話「植木」読みました。


今週は表紙&限界。巻頭カラーだ! と朝コンビニに行きましたが、
こ、こらまたすごい表紙だ… 
そっと正視した目に飛び込むアオリ「最高潮で持続する」
これが、朝の心に好ヒット!
そんな、中高年向けの広告みたいな… とウケたのを皮切りに、
「最高潮で持続するって……L が?!」などとあらぬ思考が頭を巡り巡ってしまい。一人で色々うろたえてました。

そして、震える指でページを繰ると、カラー&見開きで、あの扉!
あの、ウエディの左側にいるのは、マリア様ですか?
そして、中央で、思いっきし両腕を広げる神!
扉絵見て、思わず、「もう、めちゃくちゃだ〜…」って呟いちゃったよ!!
いやー、すげえの見ちまったよ。
神が。神がね。あまりにも臆面もなく神でしたね。
今日から、このポーズは、「タイタニック」ではなく「神」になりました。
わかった。わかったよライト。君は神だ。今、誰よりもワールドワイドだ。
そして、ぼくは、そんな君が好きになってきたよ!
あ、それから、右斜め下のアイバーがかっこよすぎです。
局長は表紙で糸引いてるのみで、扉には出してもらえず… 切ない。


本編ですけども、
いやー、ミサは、可愛いなあ!
21頁最上段のコマなど、もう、かわいすぎですよ。ときめきました。
4巻を読んで以来、ミサがぐっと好きになってまして、
今週もミサが張り切ってて良かった。楽しかった。
「でもそれじゃミサっぽくないし、演技しとかないと」っていうあたりが、
相当好きなのね〜
それで、あのバカっぽい顔&動きするでしょう!
そういうとこ、好きだー!
いやだという人もいますけど、ミサは、いいですよ(真顔)。
それと、今日ちょっと「おお」と思ったんですけど、
ライトがこのまま白ライトでいれば、の話ですけど、
このまま行けばミサによる白ライト攻略もありうるのではないかと思い始めました。
なんだかんだ言って、白ライト、「女性のそういう気持を利用するなんて僕には出来ない」という真面目な奴みたいなんで。ご本人曰く。利用しかしたことないくせに何言ってんだ、という感じですけども、白ライトの白&正義感ぶりから行くと、「こんなに自分を好いてくれるミサに答えなければという気持」にいつしかなってくんじゃないですかね? というようなことを、今週ちと感じた次第でございます。
でもねー、ライトは、ライトはもうすぐ、キラになっちゃうんだよ! 残念!!
(なるんだよな!? ならんと困るで。)
ライトがキラに戻った後、ミサのことをどういうふうに思うようになるんでしょうね。
もうちょっとキラの評価が変わって、見直してくれたらなあと思う次第です。


ちょっと前の話ですけど、Lがミサに、「ライト君がキラだったらどうしますか?」って聞いて、ミサがちょっと考えて「サイコー」って言うじゃない。
私、あそこでミサにちょっと惚れたね。「この、鬼攻めが!」って思ったよホント。
道徳より自分の信じる正義が大事なんだね。それがたとえ限りない悪であっても。
もう、ほんとうに、Lにとっては限りなく始末の悪い存在ですよね。
腹立たしいことこの上ないですよね。
ライトは徹底した理性がある分、ベクトルが違うだけで、対極ではあるけれどもいわばLとは線対称の存在だと思うわけ。Lも自分でそう感じてると思うのね。それが、ミサは、点対称どころか始めから同じ座標の上にいないっていうか。プログラムそのものが違うというか、Lは、殆ど異星人くらいに思ってんじゃないのかな。ある部分では。
ミサが「サイコー」って言ったとき、Lは、内心「……このバカメス!!」って吐き捨てたに違いありません。

そんな Lって 最高だ!!!

何が言いたかったかというと、つまりそこですスミマセン。
とにかく、ミサにイライラするLってのが最高です。ことに「異界」のルールに接触して、Lの価値観が震動する(迷いや影響されるではなく)、その瞬間を想像すると、なんだか素晴らしいです。Lがミサにミソジニーを出してくれるともっときっとモリイは燃え上がります。女性蔑視は許しませんが、「それが正義」的に描かれてない限り、なんだかとってもおいしいです。そのせせこましさやら、思考の枠の限界やら束縛やら、理性ではどうにもならない根幹的な部分が垣間見られると、なんだかとってもたまらない。これって一体なんだろう。全部が全部いいわけじゃなくて、キャラにも、状況にもよるんでしょうけど。ともかくもそんな気持がありまして。
というわけで、これから、ミサにはもっともっとLを揺さぶり、苛立たせてほしいですね。最近すっかりメンバーシップムードで、ちょっと物足りないですけども。
もう、なんというか、「怒って手を上げる」くらいの展開がほしいです。
そんで、ミサも殴り返してさ!(ここ重要)
今後、多分、こんなこと起こらないんでしょうけども。
Lミサは夢見るとウキウキします。


叩く、に関連してですけど、DVは絶対に絶対に許せませんが(これは大前提)、よくある「女の子には手を上げない」美学っていうのも、ことにフィクションにあっては、なんだか嘘くさい気がするのは私だけだろうか。表裏一体じゃん、って思ってしまう。
もちろん、力の差があって本気でやったらやばいんだったら、そこは手加減してさ。
でも、ほんとに戦う場面では、人道的な部分では力を加減をしながらも、真剣に闘うっていうのがあっていいと思う。というか、あるべき。現実だったらまずいだろうけど、フィクションの中で、男キャラと女キャラが同等に真剣に闘う絵って、まだ少ない気がします。残念。