一つの意地

デスノート今週号読みました。
先週から、展開が楽しみで心待ちにしていたんですけど、
なんとー! レム、メスだったのね!!
実は、日曜に友人二氏と食事をしたのですが、そこで「死神に性別はあるのか」という話が出てまして、あまりにタイムリーな発覚に思わず「おお!」と盛り上がってしまいました。

や、私、今週とても面白かったです。
今までは、「レム、出張りすぎじゃね?」などと思っていて、
あんまりレム好きじゃありませんでした。
先週号の引きなど、ちょっと「あらー… またレム…」という感じで、
正直、弟との電話で「レムuzeeee…」などと呟いてしまったこともありました。ありました! ごめんなさい、レム!!
も、今週の「メス(本人の表現尊重)発覚」&「一つの意地」発言で、
ついに、レムに納得させられてしまいましたよ。そして、かなり好きに。
「一つの意地」と聞いた瞬間、
「そうか! 分かったよ。好きにやれよ!」という気持になりました。
レムがミサに色々と尽くすのは、レムの一つの意地だったのか。そうか。
それで、ミサを助けたことで死ぬことになってもいいって思ってるんだから、
それは何か相当凄いですよね。

や、しかし、私もつくづく単純だなと思いました。
「意地」という言葉に弱いのもそうなんですが、
それも、レムがメスだという事実なくしては効力をあまり発揮しなかったと思うんです。大体、レムの行動を見てきていれば、明言されていなくても、それはジェラスのことと絡む何らかの意地によってなされているということは感じ取れるわけなので、まあ、元からそれは分かっていたといってもいいと思うんですよね。ただ、レム自身がミサを好き(恋)なのでは、という半ば無言の理解があって、それが、ジェラスに起因する因縁と、どのくらいの割合でバランスされているかが分からなかった。回を追うごとに、むしろ、レムがミサに尋常でなく肩入れしてる→すごく好きみたいだ? という読みになっていって、「ま、とにかく、レムそのものがミサを好きみたい」という理解になってまして、そのときには、すごく冷ややかな感じで受け取っていた。。
それが。メスだと聞いたとたんに、この親和ぶり。一体どういうこと。
でもさ、レムがメスで、それで、「一つの意地」だって、この、いきなり景色がバーッと開けてしまったかのような、意味の広がりぶりったら、どうよ!?
なんか、今まで、行動は明確なようでよくわかんなかった、というか何か遠かったレムの行動の動機が、急に身近になったんですよ。
分かる、というところまでまだ行かないけれど、実に、様々に想像をかきたてられるんですよ。そんで、どれも、非常に胸にくるというか「うわー。それ、イイじゃないかー」というか、切ないですよ。色々と。
デスノート』なんで、レムの内面が今後もっと語られるかどうかは正直分からないんですが、この先どうなるのかとても楽しみです。
いま、L ピンチなはずなのに。でも何か、今私Lよりミサ‐レム連合が大事なのかもしれない… とふと思いました。わくわくするで。
いや、今までの、かったるかった展開に喝を入れるには、Lにはこれくらいのピンチがあったほうがいいと!むしろ、その方がLがより光り輝くと!! それを期待してわくわくしてもいるわけですよ! 明日ジャンプ出そうな錯覚に陥っていますが、大人しく、次の月曜まで待ちます。わーん。


ところで、今日、やっと念願のブリーチのアニメ見れたんですよ。
一護、声ちょっとヒド…
絵はとてもきれいで、OPなどすごく素敵でカッコいいデザインで、かなり好きな感じなんですが、主人公の声が… (あと演出が今イチ…)
で、ブリーチ、当たり前なんですけど死神だらけなんですよ。黒装束で刀差して出てくるわけですよ。
Lなら転倒どころか卒倒しちゃうよなと。大体主人公からして死神ですから。
世の中っていろんな世界があるんだな、とふと思いました次第です。今更ながらに。
そして、OPでルキアが映った瞬間「キャー!ルキアちゃん!ルキアちゃんよー!!」とマジで叫んでしまった自分にいささか嫌気が差しました。かあさん。ぼくはオタクです。エヘ。