がゆんだむに獣神ライガーが

どうもこんにちは、森井です。
最近、土曜日風邪で寝てたり、予定がふっとんだりと、家にいることが多く、
かつてないほどガンダム00を見る機会に恵まれております。


賛否両論(というか不安の声)渦巻いた今期ガンダムですが、
私は、いちガンダムファンとしましては、新しいガンダムは常に楽しみにしています。
がゆんだむも別にいいんじゃないの、と思う。
が。実際に動いてるのを見た瞬間に、意識野に訴えた「古いっ・・・!」というこのパルス…!
それは如何ともしがたかった…!
動きとか、塗りとか、スタッフが総力を挙げて「いま」を作っているのは分るのに、
それをつきぬけて吹き付けてくる、圧倒的90年代初頭臭にしばしやられました。
こういうのあった…!! というあの感じ。
頭の中に、ぶわーーーーーっと、「あのころ」が甦ったわ…!!!
もしかして、ガンダムSEEDが初めてのガンダム、というような世代には、
この「パルス」(笑)は、伝わっていないのかしら?
キャラのあの「目」を見た瞬間に、「うおーーーーっ!!!!」とこみあげてくる、あの感じは分らないのかしら?
とりわけ私などは、90年代初頭というのは、過ぎ去るべき年代というか、遠く離れるべき年代でありまして、郷愁というよりは羞恥なり、いたたまれなさの方が、強く出る年代であります。
たぶん、年齢層によって、そのゾーンって微妙に違うと思うんだ。
要約すると、とっさに「やめてくれーっ・・・!!!」と叫びたくなるエリア(笑)、が、まさにそのあたりなのです。
は、恥ずかしいじゃん・・・! みたいな。
べつにがゆんだむが悪いわけじゃないんですよ。ただ、私の中の、記憶のカプセルが・・・ ふたを開けただけのことなんですよ・・・
主人公の名前(コードネームだが)が、「刹那」とか・・・
それも私には「やめてくれーっ・・・!!!」の一環なんですが、みなさんはどうですか(笑)


でも、そんなガンダム00にも、だんだん慣れてきました。
(あの中国美女っぽい、女性政治家のキャラデザにはいまだに慣れられませんが…!)
今回のガンダムはマー、暗いですね…!
でも、実世界とのリンクというか、お国柄がわりとリアルな形で、とりこまれているのは見ていて面白いです。
エンディングテーマの「世界各国の情勢とガンダムマイスターの日常」なんて、なんか、見てると泣けてくる。
そして、やはり、ラルク・アン・シエルは偉大だった、という結論に達しざるをえません。
やっぱりラルクは、すごいな・・・!!!
なにがすごいって、いつまでもラルク、いつでもラルクなところがすごいです。
やっぱりね、人間、ラルクを必要とする時期っていうのがあると思うんですよ…!(力説)
おたくのような、フィクションに心流されやすい、いいんだか悪いんだかわからないけど感受性の振れ幅がでっかいタイプには特に。あのロマンチシズムというか、テイク・オフ感というんですか、物語文脈に乗って、さらに魅力的な文脈が飛翔する感じというんですか、絶妙だぜ…!!!
ティーンにはラルクが必要である。この真理を強く学びました。あーーーOP素敵。



今後の00の行方を楽しみにしています。
願わくば、もうちょっと明るくなってほしい・・・!(息苦しいから!)