そのとき歴史が動いた〜「スペース碁盤」の技法


6日(土)の、秀策特集、録画で見ました!


のっけから、「スペース碁盤」(※宇宙に線が走って、その上に石が!)登場…!(笑)


あの、この「宇宙と碁盤がダブる」っていうのて、ヒカ碁だよね(笑)
あと、空間に盤面が浮き上がって、キラキラ光るとか。
それから、「シースルー碁盤」!(笑)
碁盤が透けてて、その向うに、アオリでキャラの顔が見える、とか。
BSの「秀策特集」でも、中盤の大勝負で、この効果が登場!(笑)
シースルー碁盤キター! と、かなり盛り上がりました(笑)
実写と重ねられると、すごい可笑しいよ!(笑)


ヒカ碁で、絵的に大きかったのって、こういう、「碁の表現の仕方」だったと思う。そして、この宇宙感というか、そのイメージを、広く伝えたこと。
元々、「宇宙流」という言葉始め、碁と宇宙とをリンクさせるイメージっていうのは連綿とあったとは思うんですけど。(碁の発祥が、天文の研究に関わっているとも言われるし。)
でも、それを、あの表現、あの描き方で、「ズバーン!」と見せた小畑絵はやっぱり凄かったんじゃないかと。あれらの碁を表現する手法は、画伯の多大な業績だったのではないだろうかと思います。(もしか、先蹤があったとしてもね。)


あれ、盛り上がりますよね…!
こっち、碁のことなんて全然わかんないのに。あれ見てるだけで引き込まれるというか。
なんかもう、カッ飛んでますよね。
アキラと佐為(※ヒカル)が打った時の、「はるかな高みから――」のコマとか、ふと冷静になって見てみると、すごい!(笑)
碁盤が宙に浮かんでて、左上には、扇を開いてこっちを見下ろしてる、烏帽子姿の幽霊が!
 しかも、なんかキラキラしてるし…!
「すげえなあ〜(笑)」って、見るたびに。あのコマ、大好きです。
なんだこりゃ!って、普通に考えたら思うけど(笑)、あのテンションがたまらない!
やっぱり小畑先生はすごいんだな〜 って、「秀策」特集を見ながら思いました。


「秀策特集」、さすがNHK製作だけあって、画面が、「そのとき歴史が動いた」にすごい似てたんですけど(笑) (あの例の、人物とかがボーッと光を放っているような画面)
年号とか字幕の出し方とかも。
秀策の「耳赤の一手」(※ヒカ碁で、ヒカルが「この佐為の手――四方八方睨んだすげえ手だ!」と言っていた手)も、秀策の存在自体も、「そのとき歴史が動いた」だと思うんですが、
小畑先生の「スペース碁盤」も、「そのとき歴史が動いた」だなあ… と、思った次第です。




(※ところで、ヒカ碁のアニメでも、やたら、「宇宙感」強調されてて、見てるとおもろい(笑)
「どんどん宇宙を作ってくんだ」のシーンでは、なんか、星々がグワー並び始めて、「グ、グランドクロス…!?」ってな状況になってましたけども。終末じゃん…!(笑) あれは面白かったな〜)