最近の怖いもの


ものすごい怖いものがある…
最近、急に思い出して巡り巡ってるんですが、


「部屋とYシャツと私」!!




♪お願いがある〜のよォ〜  って、もう、超、怖いよ!!
なんだよコレェーーー!!!!!

三拍子のリズムがめさくさ怖いよ!!

あの、これはもう、何かの呪文ていうか、
あるじゃないの、わざと「捨丸」って名前をつけて長寿を願う、みたいな。
あれの類なんですかっ!?  とか、邪推したくなるくらいだ。
今口ずさんでみると、あらゆるものを越えて、既にアヴァンギャルド
リアルでヒットしてたときの記憶は全くないんですが、
定番結婚ソングですが、
これ、最初からアンチと思って聞いたら、めちゃくちゃ強烈だなと思いました。


最初に聞いたのが小学校五年生だったのですが、
当時、「おススメの曲でテープを作って、友達にダビングしてあげる」というのが流行ったんですね。大人のしるしつうか。それで、友達がダビングしてくれたテープに、入ってたのよ! これが!!
当時も「……」でしたけれども、今歌詞見ても、やっぱり意味わかんねえよ。


友達の誘うパーティー 愛するあなたのため
おしゃれに行かせて


お前のためだろ!?


あと、

時々服を買ってね


ゾッとしたぁー。
昔も「ゾォーッ…」と思ったし、今でもそう思う。
自分で服も買えねえのかと!!
それ、今と変わんねえじゃん!! と思った、小学生の自分。
そして、そもそも「?」と思ったのが、

「部屋」と「Yシャツ」と「私」が、等価なのかと!!

毎日磨いていたいから!!


いや、いいです…… と、小学生の私は思ったのでした。
なんで、他の人がこれに陶酔できるのかが分かりませんでした。
でも、楽曲が悪魔的にうまくて、頭に染み付いてる。今でもさらっと歌える。
曲としてはいい曲だなーと思うんだよ。でも、歌詞が。歌詞が、怖いよ。
今度、カラオケで歌ってみようかなと思うけど、でも、絶対、最後まで歌いきれない(笑


しかし、何年か後、「SINGLE IS BEST!」という曲を出したよねこの方は。
この曲もいい曲で、歌詞としてはこっちの方が共感できる部分が多いのに、
曲の吸引力としては、「部屋とYシャツと私」のが、やっぱり、上だと思う。
歌って魔力だわ…



ところで、余談ですが、
女子の結婚ソングが「部屋とYシャツと私」としたら、
男版はやっぱりこれですよね。さだ・「亭主関白」。
えー、これは、フルコーラスそらで歌えます。
なぜかって、オヤジが「さだ」のフアンだからです。車でガンガン聞いてたからです。
これもまた、メロディすばらしいよね。
サビのひろがりと高揚感たら素晴らしいよね。
そして、最後の、「俺より先に 死んではいけない」ズルイよね。
今まで「ケッ」と思っていたのが、ここで、ついホロリと…
しかし、当たり前だが賛同は出来ないわけで。素でイラつくよね。
けど、今となっては、既にメルヒェンとも取れるようになり、
「部屋とYシャツ…」より、個人的には許せる。なぜだろう。
しかし、当時、コレを、行楽とかお出かけのときに、車で聞いていた母さんは、スゲーー嫌だったと思います。もし、私がされたら絶対きれる。オヤジ、それ配慮ねえぞ。


さだには「娘へ」てのもあって、「亭主関白」より、私は、こっちのが嫌でした。「息子へ」の方が歌詞がワールドワイドだったので(うろ覚え)、「息子へ」の方がいいなーと思ってました。なぜ、そんなことも知っているか? それは、オヤジが、なつかしの8センチシングルを買って、僕らきょうだい(私・弟)にプレゼントしてくれたからですね! ギャア!! 
オヤジ、それ、悪気なさ過ぎるゾ☆
(下に妹もいるんですが、「娘へ」は、2人で1枚、ということだったみたいですね。
 でも、妹、多分小さかったから聞いてない。)


いや、さだ、素晴らしい曲も多いんですけどね。
とりあえず、家族でお出かけ中の「亭主関白」と、
子供に「娘へ」「息子へ」をプレゼントするのは、良く考えたほうがヨカッタよね…という…
私は、さだの曲では、レーズンの「夢しだれ」が一番好きです。
あと、「ジャカランダの花が咲く頃に」!(タイトルわかんない)
素晴らしい名曲だと思います。さだはあらゆる意味で、やっぱりすごいよ…!