選手 兼 監督

今日は朝から、ニュースで「古田選手・選手兼監督就任!」の話題が踊っていましたけども、
「選手兼監督」、我々には、親しみ深い言葉ですよねっ。
そう、我々にとって「選手 兼 監督」とは、


ふ・じ・ま☆




「キャアー、藤真じゃないのォー!!」と、わたくし、朝からニッコニコでした!
ごめん古田選手!
もう、頭の中、藤真の「ありがとうございました!!」でいっぱいでした!
ふじま・・・
あのコマは衝撃的だったよ・・・
私がスラムダンクを読むきっかけになったのは、藤真の、あのコマです。
廃品回収でもらってきたジャンプを(幽白が好きだったので貰ってきた)、
ぱらぱら読んでいたら、
いきなり、その号に、「ありがとうございました!!」のコマが!
な、なに!? 何で泣いてるの、この人!? え、ていうか、この人、女子!? 男子!?
とかね。
もう、頭の中が、「?」でいっぱいになりまして。
そんで、そのインパクトがどうにも頭から離れなくって、
1)とりあえず、もらってきたジャンプのスラダンを拾い読みした。
2)コミックスの1巻を買った。 
  ↓
 (中略)
  ↓
現在に至る

って、感じっすよ!
途中、「おもれェーーー!!! と叫んで隣の本屋にあるだけ買い占めた」「即日、きょうだい3人でスラダンに没頭。その日の夕飯がラーメンで、母に、『ねえ、もう麺ゆでていいの?』と繰り返し聞かれたことを覚えている」「11巻だけ見つからなくて市内じゅうチャリで探し回った」「影響されてバスケ部に入った(12歳だった!)」などなど、様々な思い出があるわけですが。
スラムダンクを読まなかったら人生変っていたと思うので、
そう思うと、藤真は、人生を分けたキャラです。てなわけで、「選手兼監督」と言われたら、わたし的にはまず藤真なのです。
ああっ、なつかしい藤真。ありがとう廃品回収。翔陽戦おもしろかったなあ。藤真が、「バサッ!」とフロアコートを脱ぎ捨てた大ゴマはかっこよかった。花形はセンターなのに、あんな普通のメガネはいけないと思う。壊れたメガネを握り締めて「勝つぞ」みたいな事を言ったのち、普通に(いや、今まで以上に)プレイする花形を見て、「メガネがなくても平気なの!?」と、当時、メガネっ子モリイは震撼したものでした。ていうか、なくてもいいなら、最初から外しておけよ。センターで、平常時からメガネを必要とする視力で、裸眼の状態で試合するのは、ものすっっっっっごい、大変だと思うんですが!!! しかも、あの大舞台で! そこんとこ、どうなの花形!!! と、当時から、そこが謎でしかたがありません。だって、ほらァー! 宮さんは、専用の、スポーツ用メガネに替えてたじゃないかァー!
いちお、ちゃんとあるんですよ、バスケ用のメガネが。
わたしは普通のめがねでバスケットやってましたが、これがもう、ゴール下の接触で曲がる、こわれる、もう、最後のほうは溶接に継ぐ溶接でメガネぼろぼろでした。
今みたく、気軽に一日使い捨てコンタクトを入れたりするようになってみると、「なぜ、あのころに、もっとはやくこれを使わなかったのか…!!」と! 当時の自分に届けに行きたくなります。知らなかったのよ・・・ 一日使い捨てがあるなんて・・・ 東北の片田舎で中学生で、そんなの使ってる人いなかったのよ・・・


なんてなことまで思い起こされる「選手兼監督」でした。
あんまり、「選手兼監督」「選手兼監督」言わないで… ときめくじゃないの…
明日は、心静かに朝のニュースが見れますように!