74話「熱演」

デスノート今週号読みました。
以下、ネタバレですから、未読の方ご注意ください。








いやあ、デスノートってギャグ漫画だったんだね!!
ライト、悪すぎ。そして、笑わせすぎ。
もう、次長のいまわのきわだというのに、
ごめん、思いっっきり、爆笑してました。
だって! だって、ライトが!!
本当に、この期に及んで、お前はどんだけ笑わしてくれるんだ!
「余計な事を言うな」って、あの表情で、あのモノローグですか。
それも、「やっぱりおまえはキラじゃなかった」って父に言われて、
「それも大事だが」っていうのが、めちゃくちゃウケた。
それも大事なんだ!!(笑)
そうだよね。すごい大事だよねそれ。
あーーー、ライト、面白ーーい!!!

ライトのおかげさまで、
「全国・対総一郎愛情選手権」(略してS-1)があったら即・エントリーのわたくしが、
この大事な回、あの瞬間を、大笑いで迎えてしまうとは…!!
本当に申し訳ない気持ちで一杯です。
しかしあの場面は、めちゃ悲しいけど面白すぎると思います。


今日、帰ってきてまた読んだんですが、
「死ぬなバカヤロー!」のコマのライトは、
結構、息子チャンネルが出てるんですかね。どうなんですかね。
私は最初は、「(メロの名前が書けなくて)死ぬなバカヤロー!」だと思って、
もう、超、大笑いしちゃって不謹慎にも。



ライトはあのへん、「メロ殺!」で頭がいっぱいになってて、
父さんが死んじゃうとかどうだとか、よくわかんなくなってたのかもね。
「突入!」から、あれよあれよって感じで。
だから、本当に「死んじゃった」ときに、
「死んじゃった」と分ったときに、そこから、重く、その意味が圧し掛かってくるんだろうと。それはそれで、とても、苦しい時間だと。


最期もっと、話すべきことがあったんじゃない? ほんとは。
「メロの名前を書け!」っていうんじゃなくって。
次長はもっと違うことを話したかったんだと思うよ。
そして、ライトも、本当はそうできたら良かったんだってことも、分っているはず。
ああするしかなかった、と思って、そこに後悔がなかったとしても、
最期の言葉なりと聞いてあげることもできた、という思いは多分ゼロじゃなくて、ライトも色々きつかったりするのかなどうなのかな、と思いました。




しかしながらですね。



しおれてますよ。




死ぬなんて……
いや、キラと手を組んで「ノートに名前を書く」って言ったときから、
修羅道に入ったんだと思っていたさ。
キラの「マフィア大量殺人」に便乗した時点で共犯者だし、
人の死で何かを購おうとするなら、同じ運命がはね返ってくるのも、またやむなしだし。
もう、死神の目をつけたときに、ああ、次長死んじゃうのかも、って思ったし。
そりゃ、思うけどさーーー!!!


だからって、死ぬなんて。
それも、撃たれて死ぬなんて。


すごいかわいそうだ。
それも、ノート死じゃないんですよ、これ。撃たれて殺されてんですよ。
今まで、キラ行為による「デスノート死」は沢山あったけど、
そうでなく人が死ぬっていうのはなかったじゃない。
もしかして初めてくらいじゃない? その意味でも衝撃的だったですし。


それから、ノートで殺されてないということは、
これが、次長の、寿命だったということですよね。
死神の目をつけたのは本当に突入の直前だから、
だったら、次長は、
もし目をつけなかったとしても、
もう、すぐに死んでしまう運命だったということですか?

なんかもう・・・


普通に死んでも、今回撃たれて死んでも、すごい早死にだったですよ。
局長・・・
すごい悲しい。


なんかもう、最後の最後までかわいそうだった。
撃たれたときなんか、ほんと「やめて!」って思ったし。
人ひとり死んでしまうというのは、漫画の中だって、こんなに重たいですよ。
「死ぬなバカヤロー!」って、
殺すな!! バカ!!!
次長の責任ゼロではないけど、やっぱり、
ライトの、キライズムという名のエゴの犠牲には変わりなく、
本当に、次長は、最後の最後まで……
そこに次長の幸せがあったかもしれなくても、
やっぱり物凄い悲しいです。



こういうときの二週間空きって、いいんだか悪いんだかわかんないな。
次回、「認知」!


・・・ミサ?


と思ってしまいましたけれども、違うよな、「少年」ジャンプ?
多分ここらで、沈黙のニアがグワッと巻き返して来るんだと思います。
わたし的には、
デスノ第一部・L編、第二部・次長編 が終了して、
次回から、第三部・「メロの国盗り物語」が始まるよ☆ ってな気持ちです。
アモーレ・・・