musical baton

回して下さっていたのに気がつかず、間が空いてしまってすみません!!

遅ればせながら、回答いたします「ミュージカルバトン」。


【回答項目】
○コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
○今聞いている曲
○最後に買った CD
○よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲
○バトンを渡す 5 名


■コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量


ゼロです!


■今聞いている曲


東京事変『教育』をリピート中。

教育

かっこいいで!!!!
一曲目「林檎の唄」、イントロからやられますし。(別アレンジなの?)
四曲目「遭難」非常に好きです。どの曲も、イイです。

「カルキ〜」とかついていけなくて、「林檎ちゃん…好きだったのに…」と思っていたのですが、このアルバム、非常に嬉しいです。歌詞が微妙に聞き取れなさげなところがまたイイ! 聞いてて心地いい! 
歌詞は、ぎっちり聞くと辛いというか、真面目に歌詞カード読むと頭痛が…。というか、あんまり、このアルバムの中で詞ってそんなに重要じゃないような。いい意味の軽さというか、なにか、聞き取れないことが逆に「良さ」というか。曲総体が実にかっこいいです。ジャケットもスキ。
また林檎ちゃんでウキウキできて嬉しいな〜
この曲調なら、ライブとかも行ってみたい。弟が、前、フェスで東京事変聞いて「良かったよ!」って言ってたんですけど。私も見たいで!

■最後に買った CD


東京事変『教育』
ザ・ピロウズ『RUNNERS HIGH』
ザ・ピロウズ『GOOD DREAMS』
同じ日に3枚購入。

■よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲


よく聞く5曲


何かをしながら聞いているので、よく聞く「5枚」でいいですか。

●『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1・2番』ツィマーマン、小沢征爾

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番

「のだめ」がきっかけで買い、嵌った。
「のだめ」で登場したのは2番ですが、1番もいい!!
1番の出だし、かっこいいなあ。クラシックって、エキサイティングなんだわ!と思いました。ラフマニノフのほかのも、また聞いてみたい。



●ザ・ピロウズ『Fool on the planet』

Fool on the planet



ピロウズーーーー!!!!
最近、めっきり、大好きです。
スゲーいいよ!!!
これはベスト版で、とてもお得です。
一曲目の表題曲「Fool on the planet」、
「時代が望んでも流されて歌ったりしないぜ」
「雨に打たれても花はうつむいたりしないぜ」ってとこが、「おおお!」って思う。
一曲目のみならず、全曲お奨め! 
メロディが素晴らしい。アレンジも素晴らしい。歌詞が素晴らしい。とにかく素晴らしい!
『Please Mr. Lostman』というアルバムも、素晴らしいです。



菅野よう子∀ガンダムオリジナルサウンドトラック・Ⅰ』

∀ガンダム ― オリジナル・サウンドトラック 1


Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと持っていますが、結局、Ⅰをよく聞いています。
ジャケのロランが愛くるしいで!!
再生ボタンを押した直後、、一曲目の出だしでまずやられる!
スゲーいい〜
「MOON」は、本当に泣く! 最終回が思い出されて!!
あと、14曲目「グエン・ラインフォードのリムジン」が好き。
グエンのヘンな感じがよく出てる気がします。
∀の世界観が好きだ… 
∀ガンダムの曲は、ほんと、いいなあと思うよ!!

サントラではⅡに入っていますが、
西城秀樹のオープニング、谷村新司のエンディングも非常にいいです。
最初はエー!と思ったけど、慣れると、「これしかねえよ!」と思う。
オープニング「ターンAターン」は、
「あなたとの間に命ある形を この星に捧げる愛というしるしで」のとこが、かっこいい!
エンディングは、また歌詞が深くて…
「生まれくるもの消えてゆくもの すべては宿命(さだめ)の振子の幅」
シンジ…!!
「夜明けとともに忘れ去られる星に捧ぐ」のとこが、泣けます。
そして、エンディングの映像、全裸で宙を漂うロランが、思い起こされます。
ロラン… 眩しすぎるぜ…

∀ガンダム ? オリジナル・サウンドトラック 2 ディアナ&キエル ∀ガンダム ? オリジナル・サウンドトラック 3 COCOA



椎名林檎無罪モラトリアム

無罪モラトリアム

なんだかんだ言って、林檎ちゃんのアルバムは、「無罪」が一番長く残る気がする。
勝訴ストリップ」は、聞いてると結構疲れるのですが、「無罪」はあまり疲れずに繰り返し流せる気がします。
「正しい街」は、ほんと、凄いなと思うし。
「歌舞伎町」も勿論好きだし。「丸の内」も「積み木崩し」も「ここでキスして。」もいいし。
あと、「警告」が非常に好きです。「モルヒネ」もいいなあーと思う。、
アルバムには入ってないですが、
「ここでキスして。」のシングルのCW、「リモートコントローラー」も非常に好きです。




●オアシス『Definitely Maybe』

Definitely Maybe


弟のをダビングしてもらい、歌詞の内容なども分らず聞き続けているダメな人ですが。
他のアルバムも好きですが、このアルバム、非常に好きです。リブ・フォーエバーいいよね。ライブで、「俺の歯に捧げる!」と言って歌ったらしい。好きだ! ロックンロール・スターもいいなあ。




●思い入れのある5曲


独断と偏見で、「TMGE」、ミッシェル・ガン・エレファントオンリーで!
いかせていただきます!!

ミッシェルから5曲。ムズカシーー!!!
5「曲」というか、5「項目」で!



(1)電化製品三部作

一説によると、こう呼ばれているらしい3曲、
「スウィミング・レディオ」「イート・ザ・テレビジョン」「ランドリー」。
(ほんとにこの3曲なのかは、ちょっと、不確かですけれども!)

私は、特に、「レディオ」と「テレビジョン」が、大好きです。
「スウィミング・レディオ」は、「キャンディ・ハウス」のカップリングの、ライブバージョンのがめちゃくちゃ好きです。あの走りに走った感じが最高です。
サビ、「FU・FU・FUFU〜♪」ってスキャットするとこ、すごい可愛らしくて大好きで常にコーラスに参加。なんか、初期ミッシェルの曲は、かっこよくも、妙に、可愛いところがいい!
ちなみに、キャンディ・ハウスのCWでは、ステッピン・ストーンもいいですよね〜
こっちも、必ずハモります。

「イート・ザ・テレビジョン」は、歌詞がいいなと思います。すごく詩的だと思う。曲としていいのは勿論ですが、詩だけ取り出しても、すごく世界があるなあと思う。
サビの「イート・ザ・テレビジョン!」って叩き付けるみたいに歌うところが大好きです。そんで、「GIVE ME FUNNY TV SHOW!」のところ。


ASIN:B00005EMEO (画像はないらしい!)





(2)「ジェニー」/「CISCO」


「思い入れ」@アンコール。

やっぱ「ジェニー」いいですよ。「アンコール、やっぱりジェニーか…」と一瞬思っても、やっぱり、嬉しかったりする。歌詞がいい…
アニメ版ONE PIECEの、アーロンパーク編のエンディング曲は、ジェニーしかなかったと勝手に思っているんですが。「南南西に舵をとれ あの娘が泣いてるぜ」!
「世界の終わりが砕け散る 悲しみ見あたらねえ」のとこが、何回聞いても、いいなあ〜
あと、ライブのアンコールで、「CISCO」というのも非常に嬉しいです。
即興アレンジが入ったりして。シスコいいよ、シスコ。福島のヒップ・ショットで、最後がシスコだったとき、腹筋がよじれるほど踊った思い出が。「シースコー!」

TMGE 106
RUMBLE








(3)赤毛のケリー」


「ロデオ・タンデム・ビート・スペクター」の最後の曲ですが、
ぐぐっとシリアスな気がして、歌われてる世界がすごくいいなあと思います。
こっからROSSOの流れに走ったのね…という気がしますけど、
私は、このあたりの叙情が、すごく好きでした。
ケリーは、ライブでやられると、うっかり泣かされます。ラストライブでケリーが鳴ったときは、嬉しかったなあ…! アベのギターが!アベ!!
中盤の盛り上がるところ、キュウの必死のドラムもいいね!!
「水牛の角でつくられた街で 焼かれた森の運命を知った」
出だしのこの一節に、ガッともってかれます。
ちなみに、「やかれた もりの」のとこが、「やかれタモリの」と聞こえて、つい「タモリ…」と思っちゃうというのは、秘密。
「針の錆びている欠けたブローチには 月から来た石とだけ書かれてた」
「ウィンカーの出ない車にはラムのブランケットが一枚まるまっている」
のところも、メロディとあわせて聞くと、
「おー!おおー!!」という感じで、ケリーはほんとに名曲だと思います。

RODEO TANDEM BEAT SPECTER





(4)「フリー・デビル・ジャム」/「太陽をつかんでしまった」


「思い入れ」@ライブ。

まずコレ!「フリー・デビル・ジャム」!
どんなにヘロヘロでも、もみくちゃになってても、
出だしの音だけで、反射的に「ウオーーー!!!」ってなる! まさしく、ウルトラ・イントロ・ドン! 本能に火が点きます。この曲は、クハラさんの男気ボーカルがまた痺れる。「どこにも・ねェー!!」の「ねェー!!」が、泣かす!

そして、「太陽をつかんでしまった」、これは、ライブでは、本当にイイですよ!!
CDもいいけどさ、ライブだと、「うわー!こんな、いい曲だったんかー!!」って、全く新たに出会う思い。真価を知るつうか。ことに、長い目の間奏、あそこが素晴らしい。アベの・ギターが・泣かす!! ウエスタンの遺伝子が炸裂します。馬鹿みたいに、ずーっと、音に身をゆだねて踊ってしまう。すげー熱い曲だ… 
チバの、「HE GAT THE SUN!」のシャウトもいい。何回も引き裂くみたいに叫ぶの、壮絶に持ってかれて、かっこよくて、ぞっとするほどセクシー。やっぱりミッシェルはライブだよ!と改めて思わす一曲。


ギヤ・ブルーズ
太陽をつかんでしまった(初回)




(5)バードメン


この曲は私がミッシェルに本当に嵌ってしまった曲で、まさに「二度惚れ」というか、「再び出会った」というか、その瞬間を契機に変わった、非常に印象深い曲です。

もともと、友達がミッシェル好きで、カラオケでキャンディハウスを聞いて、歌詞が面白いなあ…と気になっていたり、レンタルで「TMGE106」を借りたりはしてたんですが、そんな劇的に「スキー!」って感じじゃなくて。
むしろ、「カサノバ・スネイク」を中古で買ってみたときも、冒頭の「デッド・エンド・スター」の硬質っぷりになじめず、「あんまスキじゃない…」とか思ってて。
(今は大好きです!!)
しかし、友達がロデオ・タンデム・ビート・スペクターのツアーに誘ってくれて、ライブに行ったら、もう、素晴らしくかっこよくてですね!! 行く前に何回かアルバムを聞いただけで、歌詞も殆ど分らなかったのに、とにかく、すっごく、かっこよかったんですよ。カルチャーショックだった。

そんなあたり、渡部篤郎の出演作を見漁っている時期で、渡部が出てるからってんで『JOKER〜疫病神』という映画を借りたんですよ。すごくいい映画で、ラストがほんとに「ウワー!」という感じで、そして、その「ウワー!!」を増幅させるかのように畳みかけるエンディング曲!!
なにこれ! すっごいイイ曲じゃん!!! と思ったら、何か、ちらつくデジャブ感。この声、この感じ、知ってるような?? 
と、思ったら、流れるスタッフロールに
「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT/BIRD MEN」の文字が。
うわーーッ、ミッシェルだったんかあー!! と。

私はそのときまで、映画の最後に流れるエンディング曲というのは添え物というか、「緞帳」というか、完全に「エンディング」であって、映画の「中身」とかに関わるものだとは思っていなくて。
しかし、映画の感動を増幅し、意味をまた新たに塗り替えるような、まったく初めての「エンディング体験」に遭遇して、ザーッ! と鳥肌がたったのでした。ラストに重なる、ミッシェルの音の迫力、声、歌詞、疾走感、すべてが、なんだか、すごかった。
考えてみたら、私は「TMGE106」で、すでにバードメンを聞いていたんですけど。そのときは、すごく、新たなものに出会った感じがして。曲の力というのを、グワッと知ったというか。とにかく圧倒されて、うわ、ミッシェルってすごい。かっこいい! と思いました。それ以来、怒涛のようにミッシェルが好きになりました。

なので、バードメンには非常に思い入れがあって、幕張のラストライブの翌日の日曜日、大丈夫なつもりで「TMGE106」を聞いてたんですが、バードメンにさしかかったとき、もう、矢も盾もたまらず号泣してしまいました。ミッシェルが解散してから、それ以上に泣いたことは後にも先にも無くて、ちょっと、ご近所は、「何事か!?」と思ったと思いますスミマセン。そうやってオイオイ泣いて、やっと、自分のなかでも終わった気がしました。バードメン… 一生、愛す。

Chicken Zombies
TMGE 106




●余談:ミッシェルさんの思ひ出


ミッシェルは私にとって、異文化体験で、今まで一度も私の世界の中には存在しなかった、まったく新しい「経験」でした。始めは忌避感が出るほどでした。
(音楽には非常に疎い私なので、世間一般的にどうなのかはわかりませんが。)
ミッシェルの気迫が何より好きでした。今でも大好きです。
とても叙情的なものが中にあるのに、音は、そんなものを自ら引きちぎるような。甘さのかけらもない疾走感、炸裂感、ギリギリを維持したまま突き抜け続ける強靭さ、骨太さが大好きでした。
歌詞の、不思議な世界が好きでした。アベのとどまるところを知らないカッティングが好きでした。チバのシャウトが好きでした。ウエノさんの、硬くもうねりのあるベースが好きでした。キュウちゃんの、ものすごいかっこいいドラミングが好きでした。四人が、ステージで演奏しているところが、何より好きでした。


ライブで、開演まで本当にドキドキして、開演時間を過ぎると、後ろからひしひしと人波が押しきて、人との間隔がじりじり詰まっていくあの感じ。会場中のボルテージが破裂寸前に膨れ上がっていくのを体じゅうで感じて、怖くもあり、緊張は限界ギリギリで、開演待ちのBGMを聞きつつ「もう、助けてくれよ」って思ったとき、バッ!と客電が落ちる。
その瞬間の、あの何もかも消し飛ぶような感じ。闇に落ちた瞬間、ホールを雄叫びが揺るがし、その嵐の中、自分も叫びそのものになっている。体の底から迸り出る雄叫び、歓喜、あの瞬間の喜びを、私は絶対に忘れないと思う。この世で一番好きな瞬間と言ってもいい。ステージが閃光して、全てが弾けるような思い。入場の曲が流れて、自分の、周りの、何もかもが、ステージに殺到する。メンバーが入ってくる!! 
その「時」が忘れられずに、終わるとただ懐かしくて、私は、何度でもライブに足を運んだんだと思う。ライブのどの瞬間もとても好きだけれど、何より、客電が落ちた瞬間が、何にも替えがたく好きでした。
ミッシェルの解散に否やはなく、不満もないのですが、
もうあの感じが味わえないのが、たまらなくさびしいです。
絶対忘れない、と思っても、長い時間のうちには
それもいつかは薄れ、鮮度を失い、掠れてしまうのかと思うと、ものすごく悲しい。
絶対に忘れたくないなと思うのに
こればかりはどこにも保存しておきようがない。
出来る限りずっと長く、心とか記憶とか、体とかの中に、とどまっていて欲しいと思います。

■バトンをまわす5人


ほとんど「はてな」のお知り合いもいないのに、回させてもらっていいのでしょうか。

と、いうか、殆ど既に回ってきているようで、
回せる相手がいないよーーー!!!!

あの、もうちょっと、お相手を探してみます……