これ以上


どんどんキラが増えちゃって、「天下一デスノ会」とか「キラクシアンウォーズ」とか始まっちゃったらどうしよう!
などと「八人」のあたりから心配していたのですが、そのうち、むずむずと『聖闘士星矢』が読みたくなり。帰り道など「ペガサス幻想」を(小声で)熱く歌いつつ夜道を歩いたりしていたんですが、そんな折、近所のビデオ屋のリクエストコーナーで、「聖闘士星矢TVシリーズ」一式を見かけまして。
うわ懐かしいー!見たいー!見たいよーー!! と身悶えながらも1〜6巻が借りられていて! ずっと涙を呑んでいたんですが、このほど、やっと借りてきましたよ! しかも、今DVDもあるんですね。1巻はビデオ版で借りて(DVDの1は借りられてた)、2〜6巻はDVDで借りてきましたよ。
今日とりあえず1巻見たんですけど、すごいよ!いろんな意味で。面白すぎるよ聖闘士星矢
ほんと、言いたいことは山ほどあるんですが、とりあえずベアー檄!!(名指し)
ギャラクシアンウォーズで星矢とあたり、星矢に、ハンギングベアー(両手で首をしめつつ宙に持ち上げる必殺技)をかましながらの一言!
「俺が送り込まれたロッキー山脈で、何万頭の熊をこうやって殺したかなァ」
・・・アンタ、それ、ほんとヤバイよ!! 犯・罪・だよ!!!
何万頭ってそれ。そういうことすんなよ。
しかも、そのセリフの背景には、首をしめられて事切れる獰猛そうな大熊と、辺り一面に累々と横たわる大熊の死骸の山が… シーン…
あの、だいじょうぶなんですか?! と思わず素で突っ込みたくなる場面満載です。


漫画より1話が大分端折ってあって、城戸沙織が、のっけから非常にド偉そうでぶったまげました。「しかも… 気高く美しい!」すらもないんだもんよ。漫画では、あれで、何か非常に納得させられてしまいましたが。しかし、アニメでは、「孫で跡継ぎ」以外は殆ど説明ナシで、出た瞬間から突っ走りの城戸沙織。すっげえ偉そう。ある意味神!! その権力と、態度の根拠って、一体。
「お前の姉のことなど私は知りません」 ってオイ! じじいの事業引き継いだら約束も引き継げよ!! その上、怒る星矢に「取り引きしましょう」。藩恵子さんの美しい声で! もう、参ったよ! 久々に見ましたが、ほんとに「沙織お嬢様」でした。最強でした。そして、邪武は記憶にたがわずお嬢様シンパでした。「誰か、馬になりなさい!」「ウフフフフフーッ」のシーンはありませんでしたが、セピアで1カットだけ、馬乗られてる邪武の図が出まして、「うわ、これは恥ずかしいーッ!」。見てるこっちがドッキリしたよホント。星矢、そんな、過去を抉るのはやめてあげなさいよ。「今度は何の真似をして見せたんだ? また馬か?それとも豚か?」とか言わないであげなさいよ。容赦ねー。えげつねー。なんか、ゆらっときた自分が怖かったよ。いや、むしろその容赦のなさや良しだったわけなんですけども、いやはやなんともはや。


そんなこんなで、先を見るのが楽しみです。
そろそろ一輝が出るぜ!イェー!!